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歌って笑うスワヒリ語 Web学習

今BGMで流れておりますのはSafari Sound Band(サファリ・サウンド・バンド)のMalaikaです。

 目 次 トピック・キーワード
1.バントゥー語とスワヒリ語  リンガフランカ、ピジン、クレオール、バントゥー語(のクラス
)、スワヒリ語(のクラス) 
2.スワヒリ語の発音  開音節と母音、子音、アクセント、イントネーション
「とっても聞き取りやすいヨ、スワヒリ語!」 
3.文の構造と語順 「辞(じ)」、主格接頭辞、A=A'文、to do文 
4.あいさつ表現   habari表現、jambo表現、年長者への挨拶、その他の挨拶、イスラム教やキリスト教由来の挨拶、謝辞、謝罪、別れの挨拶など 
スワヒリ語部類変化早見表  
5.名詞クラス① 「人」クラス
  第1、第2部類(01、02) 
  M/WAクラス  人・生物に関する名詞
文の構造の基本となる名詞のクラスを、1番目から18番目まで学習します。
このクラスは人、生物に関係する名詞のグループです。
6.名詞クラス② 「木」クラス
  第3、第4部類(03、04) 
  M/MIクラス  植物、身体、道具などに関する名詞
  
このクラスには、幹を中心とした「木」の固有名詞(マンゴーの木やバナナの木など)、身体の部分をあらわす名詞の一部、その他多様な名詞が含まれます。 
スワヒリ語読む練習 03‐04 m-miクラス Miti na Upepo 木々と風 (音声なし)
7.名詞クラス③ 「実・目」クラス
  第5、第6部類(05、06) 
  (JI)/MAクラス  果実や外来語を含む様々な名詞 
このクラスは、果物・実のほかに液体や集合的な名詞、また「目」や「歯」、「名前」といった普通名詞、スワヒリ語にとっては外来語である「教室」や「新聞」など、様々な名詞を含んでいます。 
8.名詞クラス④ 「道具・言語・準名詞」クラス
  第7、第8部類(07、08) 
  KI/VIクラス  日常使う道具や言語、準名詞のグループ
 
このクラスには、椅子やスプーンなど、日常に使う道具の名前が多く含まれるほか、頭や指などの身体の部分、「アラビア語」や「タガログ語」といった言語、そして「国際的な」や「女性の」という準名詞が含まれます。
ki、vi、ch-、vy-で変化するとても覚えやすいクラスです。
 
9.名詞クラス⑤ 「外来語・一般名詞」クラス
  第9、第10部類(09、10) 
  N/Nクラス 外来語を含む多くの名詞が含まれるグループ 
 
外来語を含む多くの名詞がこのクラスに属します。
このクラスの名詞は、決まった接頭辞を持たず、単・複の変化がないため、節中の主格接頭辞や所有代名詞など各部の変化形で、単・複を判断します。
形容詞接辞のnは、形容詞語根の頭音によって変化したりゼロになったりします。 
10.名詞クラス⑥ 「抽象名詞」クラス
  第11、第10部類(11、10) 
  U/Nクラス 外来語を含む多くの名詞が含まれるグループ
 
抽象名詞、国名、細長いものや身体名称などが含まれます。
外単数形はuで始まります。複数形のあるものはnで始まり、多くが部類10に属しますが、少数が06に属し、その場合の接頭辞はmとなります。
複数形はNクラスとして扱われるので、主格接頭辞はziとなります。
11.名詞クラス⑦ 「動名詞・不定詞」クラス
  第15部類(15)
  KUクラス 動詞を名詞として使う
「~すること」など、動詞を名詞形にして文中で使用します。
動詞の前にkuを接続すれば名詞形になります。 
12.名詞クラス⑧ 「場所名詞」クラス
  第16、17、18部類(16、17、18)
  MAHALI(PA,KU,M)クラス 
場所をあらわす名詞で、特定pa(16)、不特定ku(17)、内部m(18)という空間感覚でクラスに分けられていると考えます。 
「ここ」や「そこ」などの指示代名詞、「きれいな場所」や「彼の土地」といった形容詞を伴う変化にもクラスが関係します。
13.名詞クラスの注意点  少々お待ちください
名詞の単数と複数の組み合わせ表現や、ヒト化の注意点を
確認します。 
14.主格接頭辞(主辞)と動詞文 
人称代名詞各クラスの肯定・否定の主辞
人称代名詞・各クラス動詞文の現在肯定・否定文例時制と動詞文動詞単語例
動詞を用いた例文さまざま
主格接頭辞や時制、動詞単語を使って文章を構成していきます。
また、人称代名詞がないと文が構成しづらいので、先に簡単に学習します(繰り返し学習あります→15へ)。
 
15.人称代名詞
 ①人称代名詞を使った動詞文(S+V文)
 ②人称代名詞を使ったA=B文(be動詞文)の現在・過去・未来の肯定否定文
①S+V文「この例文を覚えれば人称と時制変化はO.Kだ」表
②A=B文「この例文を覚えれば人称と時制変化はO.Kだ」表
①「あなたはサッカーをします」、「あなたはサッカーをしません」、「あなたはサッカーをしました」、「あなたはサッカーをしませんでした」などの動詞文を人称代名詞を使って復習。
②「あなたは会社員です」、「あなたは会社員ではありません」、「あなたは会社員でした」、「あなたは会社員ではありませんでした」などのA=B文(be動詞文)を学習します。
 
16.名詞全クラス(1~18)の一般動詞文(S+V文)一覧  1から18までのスワヒリ語全名詞クラスの現在、過去、未来形の肯定・否定形をひとつの表にまとめました。
17.所有・存在の"na" 
人称代名詞と「~を持っている"na"」の現在・過去・未来形の表
「~を持っている(英語のhaveにあたる表現)」、「~がある」をあらわす"na"の現在・過去・未来形を学習します。 
18.スワヒリ語の数字:
基数詞・序数詞と数形容詞
 
1、2、3(ひとつ、ふたつ、みっつ)…などの基数詞や、一番目、三冊、五本など、名詞によって形が変化する序数詞について学んでみましょう。
「3分の1」や簡単な計算表現もあります。 
スワヒリ語の数を映像で学んでみよう!➡ 
以下続きます。   


←そもそもスワヒリ語が話されている地域とはどこ?、という方にはこちら! 
小学生でも旅できます。が、地域情勢が不安定な時期、特にテロが頻発するときには、モンバサやダル・エス・サラームなどの海岸地方、またナイロビなどは非常に注意を要します。その場合の観光など不要不急の渡航は避けたほうが良いでしょう。


1. バントゥー語とスワヒリ語
「地球は明日もカンカン照り(旧東アフリカカンカン照り)」でしょっちゅう出てくる「スワヒリ語」とは?

   それは母語化したピジン(リンガフランカの中で誰にとっても母語でない言語)

 異なった言語の集団に属する人々の間でコミュニケーションの必要が生じた時に使われる言語を「リンガフランカ」といいます(松下周二、1990、p.295)。
 アフリカ大陸では、歴史的に植民政策や交易などがあった地域との関連で、英語、フランス語、アラビア語がリンガフランカであるほか、ハウサ語、リンガラ語、スワヒリ語などがこの言語といえます。

 リンガフランカの中で、誰にとっても母語でない言語をピジンといいますが、このピジンは、簡易化された文法と、ほかの言語の語彙(ごい)を持つこと、また話し手の母語の音韻体系をそのまま用いることを特徴としています(松下、同上)。
 母語化したピジンをクレオールといいますが、スワヒリ語は現在ではクレオール化したといえるかもしれません。

      
 こちらはアフリカ大陸の地図です。
 国境線の「国」、「国民」というくくりとはまた別に「民族」という概念がありますが、「民族」は「言語」によってグループ化されている、と考えるとわかりやすいでしょう。例えば「マサイ民族」は「マアサイ語」を話す人々です。しかしマサイ民族の中でも日常的にスワヒリ語や英語を話す人々が多くいます。このときのスワヒリ語や英語が、彼らにとってのリンガフランカです。

  

 アフリカ大陸には何千といわれる民族のことばがあると言われています。東アフリカのタンザニア1国だけでも、西暦2000年前後には120前後の民族のことばがあると言われていました。
 その民族のことばは用いる人がいなくなれば消滅します。別々の民族語を喋っていた人々が、コミュニケーションのためにリンガフランカを用い、果てはそのリンガフランカが生まれた時からの言語になる、という事象がアフリカ大陸では以前から起こっています。

🌷 🌷 🌷 🌷 🌷

 これから学ぶスワヒリ語は、言語学者グリーンバーグの分類に従えば、「ニジェル・コルドファン諸語」のなかの、「ベヌエ・コンゴ・グループ」のサブ・グループのひとつ「バントゥー語」に含まれます。

 もう少し詳しく知るページ➡ 
まだで~す

 このニジェル・コルドファン諸語がアフリカ大陸のどのあたりで使用されているかといいますと…。(前出 松下、1990. p291)


➡ アフリカの西端から南端にいたるまで広範囲に分布しています。
  
スーダンのコルドファン・グループ、セネガルやギニアのニジェル・コンゴ・グループのほか、通称バントゥー言語と呼ばれるコンゴ・サブ・グループなどを
 含みます。
  その中のバントゥー言語は、ルワンダ語、ガンダ語、キクユ語、スワヒリ語、ルンダ語、ショナ語などを含みます。

 この「バントゥー語」ですが、言語学上、19世紀にはすでに、ひとつのグループとしてまとめられたといわれています。それはこのグループに属する言語に、特徴的な親近性があらわれていたためです。そして、このグループに属する言語に共通する“ba-ntu”(「人間」の複数)から、言語学上のグループの名称「バントゥー」も生まれたといわれます。
 バントゥー言語がいくつあるかということについては、研究者によって分類法が異なり、その数もまちまちです。その中でもスワヒリ語は、使用範囲において重要な言語とされています。

 ためしにバントゥー語グループの「人」という単語を、各言語で比べてみましょう。

   ズールー語  ガンダ語  コンゴ語  ニャンジャ語  スワヒリ語
 ひと(単数) umuntu  omuntu  muntu  muntu  mtu 
 ひと(複数) abantu  abantu  antu  antu  watu 
五島忠久 「アフリカ語の話」 大学書林 1963 pp.38-39
 🌺 結構似ているでしょう!

    

🌷 🌷 🌷 🌷 🌷

 スワヒリ語はバントゥー語に含まれますが、言語学上、バントゥー諸語には共通の番号が付与されています。
 バントゥー語のもっともはっきりした文法的特長は、名詞にクラスがあるということです。
 すべての名詞はクラス(グループ)に分けられます。このクラスに言語学上(またはのちに学習上)、番号がふられているのです。
 文を構成する名詞や形容詞などに発生する「接辞(せつじ)」と呼ばれる部分から、名詞は文法上グループ分けができます。
このように書かれるとなんのことやらさっぱりわからなくなると思いますが、やってみれば非常に簡単なことなのでご安心ください!

 バントゥー諸語の15クラスまでのなか、奇数クラスを単数、偶数クラスを対になる奇数の複数とすると、スワヒリ語は次のような形態をとります。


部類(クラス)[番号]  部類(クラス)[接頭辞]          内     容
第1(単数)、2(第1の複数)
部類 ※以下同
M(単数)/WA(Mの複数) 
クラス  ※以下同
読み方 ム-ワ クラス
人・生物に関する名詞のグループ(クラス) 
第3、4部類  M/MI クラス 
読み方 ム-ミ クラス
木クラスとも呼ばれる、植物・道具・身体などに関係する名詞のグループ 
第5、6部類  (J.JI)/MA クラス
読み方 ジ-マ クラス
果実・外来語を含むさまざまな語のグループ 
第7、8部類  KI/VI クラス
読み方 キ-ヴィ クラス 
日常よく使うもの 道具に関する名詞のグループ 
第9、10部類  (N) クラス 
読み方 エヌ(ン) クラス
外来語を含んだ多種類の名詞のグループ 
第11、10部類  U クラス
読み方 ウ(ユー) クラス 
抽象名詞、国名、細長いものなどのグループ 
第15部類  KU クラス 
読み方 ク クラス
動名詞・不定詞として機能する語のグループ 
第16、17、18部類  MAHALI(PA)クラス
読み方 マハリ(場所) クラス 
場所名詞クラス 

 ちなみにスワヒリ語の部類の注意点と、他のバントゥー諸語ともあわせた特徴は以下のとおりです。
   ● スワヒリ語には12、13部類がない
   ● スワヒリ語の11と14部類は合併
   ● 15部類は不定詞(動名詞)
   ● 16、17、18部類は場所クラス


スワヒリ語の名詞クラス(イラストをクリックするとそのクラスの解説までとびます。飛ばないものは作成途上です。
 

 

 

 

くらべてみよう-バントゥー諸語のクラスと単語例

部類 代表的名詞  ガンダ語   ニャンジャ語  スワヒリ語
「人」(単数)  omu-ntu   mu-ntu   m-tu 
「人」(1の複数)  aba-ntu   a-ntu   wa-tu 
「木」(単数)  omu-ti   m-tengo  m-ti 
「木」(3の複数)  emi-ti   mi-tengo   mi-ti 
「枝」(単数)  e(li)‐`tabi   (li)-tsamvu   (li)-tawi 
「枝」(5の複数)   ama‐`tabi   ma-samvu   ma-tawi 
「物」(単数)  eki-ntu   chi-ntu   ki-tu 
8  「物」(7の複数)   ebi-ntu   zi-ntu   vi-tu 
9  「家」(単数)   enju   nyumba   nyumba 
10  「家」(9の複数)   enju   nyumba   nyumba 
11 「舌」   olu-limi   u-limi   u-limi 
12  「眠り」   otu-lo   tu-lo   ー 
13  「幼い子供」   ak(a)-ana   ka-mwana   ー 
14  「小麦粉」   obu-ta   u-fa   u-nga 
15  「死」   oku-fa   ku-fa   ku-fa 
16  「…で」   wa-ntu   pa-ntu   ー 
17  「…へ、…から」   ku-ntu   ku-ntu   ー 
18  「…のなかで」   mu-ntu   mu-ntu   ー 
19  (指小的)   ー   ー   ー 
20  「大男」   ogu-ntu   ー   ー 
21  「大きい家」   ー   chi-nyumba   chi-jumba 

五島忠久 「アフリカ語の話」 大学書林 1963 pp.38-39



2. スワヒリ語の発音
 どんな発音なんだべ?

   ご安心ください!? いくつかの注意する単語を除いては、日本人にとっても発音しやすく、表記もしやすいのです。


 スワヒリ語は日本人にとって発音しやすい言語です。それは日本語もスワヒリ語も音節が母音で終わるためです。
 ただし子音の発音は日本語と異なる部分が多々あるので、少々注意が必要です。
 また表記は歴史的に、アラビア語表記から、欧米との接触によりアルファベット表記になったため、学習の過程で日本人には容易となりました。


開音節と母音

 開音節とは、たいていにおいて子音が複数でなくひとつで、最後が必ず母音で終わる音節をいいます。
 日本語もスワヒリ語も同様の母音を用いた開音節でできているために、日本人にとってスワヒリ語は、発音の面で親しみやすい言語といえます。
 スワヒリ語の母音はu以外、a e i o の発音は日本語と同じです。スワヒリ語のuは、唇を丸くすぼめて発音します。

 スワヒリの子供たちは学校で、日本の子供たちが「ア、イ、ウ、エ、オ」と発音練習するように、「ア、エ、イ、オ、ウ」と発音練習を行います。
 実際に単語を見てみましょう。長母音も併記します。

  
 間音節母音  単語例  発音カタカナ表記  意味
a sasa  ササ  今、現在、さあ 
  hapa  ハパ ここ 
  faa  ファー  ~するのがよい 
e yeye  イェイェ  彼・彼女 
  teke  テケ  蹴り 
  bee  ベェー  女性の「はい」という返事 
pipi   ピピ  飴、キャンディー 
  fisi   フィスィ  ハイエナ 
  nabii  ナビィー  預言者 
o popo  ポポ  こうもり 
  godoro  ゴドロ  マットレス 
  choo  チョー  便所 
kuku  クク  にわとり 
  busu  ブス  接吻する 
  juu  ジュー(ジュウ)  上 

とっても聞き取りやすいヨ、スワヒリ語! 
Safari Sound BandのJambo Bwanaで
聞き取ってみよう!
   Jambo Bwana(ジャンボ ブワナ) で聞き取ってみよう! 
歌 詞 読み方カタカナ表記 超 絶 意 訳 
Jambo  Bwana


Jambo,  jambo,  Bwana

Habari  gani  ?

Nzuri  sana

Wageni  wakaribishwa

Kenya  yetu  hakuna  matata

Kenya  yetu  hakuna  matata

※繰り返し

Kenya, nchi  nzuri

Nchi ya maajabu

Nchi ya kupendeza

Kenya yetu hakuna matata

Hakuna matata,

Hakuna matata…
 
ジャンボ ブワナ


ジャンボ ジャンボ ブワナ

ハバリ ガニ

ンズリ サナ

ワゲニ ワカリビシュワ

ケニャ イェトゥ ハクナ マタタ

ケニャ イェトゥ ハクナ マタタ



ケニャ ンチ ンズリ

ンチ ヤ マアジャブ

ンチ ヤ クペンデザ

ケニャ イェトゥ ハクナ マタタ

ハクナ マタタ

ハクナ マタタ …
  
ヤア、きみ


ヤア、ヤア、きみきみ

調子どう?

絶好調!

客人みなさん もてなされるヨ

ケニアはノープロブレムだからね

ケニアはなんの問題もないからね!



ケニア めっちゃいい国

ワンダーランドさっ

麗しの国

も~、ケニア問題ないっ!

問題ないったら問題ない!

…。
 
 Jamboはスワヒリ語挨拶の代表のように言われておりますが、ネイティヴ同士がJamboで挨拶することはめったにあ
りません(ガクッ)。どちらかといえば、(スワヒリ語のわからなさそうな)外国人に使われると考えたほうがいいかも
しれません。この歌詞も「よその人」に挨拶をしている歌ととらえることができそうです。  


子音

 日本人が注意しなければならない子音の発音と、スワヒリ語特有の発音を練習します。
 後に母音を入れない「m」や「n」、明らかな口の動かし方の違いのある「r」や「l」などの発音は、本来カタカナ表記できませんが、あえて赤字で入れてみました。邪魔な場合もありますので、その時は是非つづりのみでお読みください。

● f 〔f〕 と v 〔v〕 : 摩擦音 英語のf、v同様の発音で、上の歯を下唇にあてて発音します。
   fufuka(フフカ 生き返る)  furaha(フラハ 喜び) vivu(ヴィヴ なまけた)  vimba(ヴィンバ 腫れる)
   ※読み方カタカナ表記の「フ」は上の歯を下唇に当てる「フ」

●   th 〔Ѳ〕 と dh 〔ð〕 : 摩擦音 英語のthの音で、上下の歯に舌を入れて発音します。

   無声 th : thelathini(スェラスィニ 30)  theluji (スェルジ 雪)
           ※読み方カタカナ表記の「スェ」は舌を上の歯でこすった「セ」の音

   有声 dh : アラビア語からの借用語のみ dhambi(ズァンビ 罪)  dhaifu(ズァイフ 弱い 虚弱な)
           ※読み方カタカナ表記の「ズァ」は舌を上の歯でこすった「ザ」と「ダ」の中間音

●   kh 〔x〕 と gh 〔γ〕 : 摩擦音 舌の後ろと口蓋で発音します。

   kh : アラビア語由来 標準語はh音と同じ subalkheri(スバルクヘリ おはよう)  masalkheri(マサルクヘリ こんにちは)
        ※読み方カタカナ表記の「ル」は「lu」ではなく「u」母音を入れない舌を上あごに付けた「l」音
        「ク」は「u」母音を入れない「kh」喉の奥で発音するような「ク」音

   gh : ghafula(ガフラ 突然)  ghali(ガリ 高い 高価な)  gharama(ガラマ 費用)  ghorofa(ゴロファ 階)
        ※読み方カタカナ表記「ガ」、「ゴ」は下の奥で喉を押さえた詰まった音

●   s 〔s〕 と z 〔z〕  : 摩擦音 サ・ス・セ・ソ と ザ・ズ・ゼ・ゾ に対応します。
   sindano(スィンダノ 針 注射)  simba(スィンバ ライオン)  sanduku(サンドゥク 箱 スーツケース)  sentensi(センテンスィ 文 センテンス)  soko(ソコ 市場)  sumu(スム 毒)  zima(ズィマ 消す)  uzi(ウズィ 糸)  zamani(ザマニ 昔)  zeeka(ゼエカ 年をとる)  zoea(ゾエア 慣れる)  Mzungu(ムズング※カタカナ表記「ム」は「u」母音を入れない口を横に結んだ「ム」音 ヨーロッパ人)

●   sh 〔ʃ〕 : 摩擦音 シ と シャ・シュ・ショ に対応します。
   shinda(シンダ 勝つ)  shimo(シモ 穴)  shati(シャティ シャツ)  shoga(ショガ 女性同士の仲間・友人)  shule(シュレ 学校)

●   j 〔ɟ〕 : 閉鎖音 ジ と ヂャ行音に対応します。
   uji(ウジ 雑穀粥)  jicho(ジチョ 目)  Japani(ジャパニ 日本)  jongoo(ジョンゴー ヤスデ)  juma(ジュマ 週)

●   l 〔l〕 と r 〔r〕 : 流音 英語のl、r同様の発音で、lは舌を上歯茎につけ、rは「江戸っ子調」に舌を震わせます。
   linda (リンダ 守る)  linganisha (リンガニシャ 比べる)  rekodi (レコ[-]ディ レコード、録音する)  rais (ライス 大統領)

●   m 〔m〕 と n 〔n〕 : 鼻音 母音を伴わずに語頭に現れる場合が多く、そのあとに子音が続きます。n に g が続く場合、厳密には他の子音が後に続いた場合と発音が異なります。後に母音を入れない「m」の場合口を横に結び「ン」と「ム」の中間音のように、「n」の場合口を結び鼻に抜くように発音します

   母音が後に続く場合  mamba(マンバ ワニ)  punda-milia(プンダミリア シマウマ)  namna(ナムナ 方法 様子)    nia(ニア 目的)  nunua(ヌヌア 買う)

   子音が後に続く場合  mfanyakazi(ムファニャカズィ 労働者)  mfuko(ムフコ 袋 ポケット)  mkate(ムカテ パン) Mwanafunzi(ムワナフンズィ 学生)  njaa(ンジャア 空腹)  ndoo(ンドオ バケツ) nzi / inzi(ンズィ/インズィ ハエ)

   nに g が続いた場合  nge(ンゲ サソリ)  ngoma(ンゴマ 太鼓)

   子音にさらに子音が続く場合  mkwe(ムクウェ 舅 姑 嫁 婿)  mshamba(ムシャンバ 田舎者)
   再度注意:後に母音を入れない「m」の場合、口を横に結び「ン」と「ム」の中間音のように発音します! 
      ただし、ケニアの場合は日本人の発音ように子音を入れる人が多いです。

●   ny 〔ɲ〕 : 鼻音 ニャ・ニュ・ニェ・ニョ に対応します。
   nyani (ニャニ ヒヒ)  nyuki(ニュキ 蜂)  nyesha(ニェシャ 雨が降る)  nyota(ニョタ 星)  nyinyi(ニニ/ニィニィ あなたがた)

   ※ 日本語のニはスワヒリ語のnyiに対応します。
     nini (ニニ 何)  nyinyi (ニニ/ニィニィ あなたがた)  ninyi (ニニ/ニニィ あなたがた)
     Nyinyi  mnafanya  nini ? (ニニ ム[ンとの中間音]ナファニャ ニニ  あなたがたはなにをしているのですか?)

●   ng' 〔ŋ〕 : 鼻音 のどから鼻へ抜ける空気を遮断して発音します。澄んでいない「ンガ(ンゴ)」を目安として音をだしてみます。
          明らかに普通の「ンガ(ンゴ)」とは異なる音です。口の鼻へ抜ける部分をふさぎます。この発音は澄んだ「ンガ(ンゴ)」とは区別されます。
   ng’ambo(ンガンボ 対岸)  ng’ombe(ンゴンベ 牛)


アクセント

 スワヒリ語のアクセントは通常、語末から2番目の母音(青色の部分)にきます。
  アラビア語起源の語で例外もありますが、少数です。

     po-le-pó-le  ポレレ (ゆっくり)
     shá-mba   シャンバ (畑 田舎)
     sha-mbá-ni  シャンニ (畑に 畑で)
     ba-ra-bá-ra  バララ (大通り)
     ba-rá-ba-ra   バラーバラ ( ba-raa-ba-ra ) (見事に ちゃんと 結構)


イントネーション

 スワヒリ語では、イントネーションだけで肯定文(平叙文)と疑問文の違いをあらわします。また疑問詞をともなった疑問文のイントネーションは、平叙文と同じです。

     Anarudi  nyumbani.  ↓   アナルディ ニュンバニ 下がる (彼は家へ帰ります。)
     Anarudi  nyumbani ?  ↑  アナルディ ニュンバニ 上がる (彼は家へ帰りますか?)
     Wapi  anarudi ?    ↓   ワピ アナルディ 下がる      (どこへ彼は帰りますか?)
      Anarudi  wapi ?   ↓↑   アナルディ ワピ 下がって上がってもよい (彼はどこへ帰りますか?)


3. 文の構造と語順
 文の構造はどんなもの?

   「あなた、は、天使、美しい」のようなものです。

    スワヒリ語は「辞(じ)」というものを持っています。
    この辞の変化によって、主語である名詞がどのグループに属しているかわかります。


     英語でいうbe動詞、日本語で「~は~です」は、スワヒリ語では現在形においてすべて「ni」ですが、これが過去形、未来形になると動詞と同じようにクラスごとに変化を生じます。

    スワヒリ語にも「ある」「いる」「持っている」などの表現はあるよ。



文の構造と「辞(じ)」

 まずは文の構造を見てみましょう。


●A=A'文(現在形):AはA'であるという文(現在形のみで、過去形・未来形では下のC、D文の形を取ります)

  A.名詞文   :  Akiko  ni  Mjapani.   アキコは日本人です。   アキコ=日本人(現在)
             アキコ は 日本人
             主語+述語+補語(述語名詞)
  B.形容詞文  :  Sura   yake   ni   nzuri.   彼女の姿は美しい。   彼女の姿=美しい(現在)
             姿  彼女の  は 美しい
             主語+修飾語+述語+補語(述語形容詞)

 

 

 この「~は~である」の現在形「ni」が未来形や過去形になると動詞文となりややこしくなりますが、それはまた後ほどやりましょう。
 例文としては次の通り、文法上も恐いことになっています。
 

●「~する(to do)」文
 スワヒリ語には主語を受けて発生する「主格接頭辞しゅかくせっとうじ(主辞しゅじ」という文法上の「部位」があります。この主格接頭辞を用いて「~する(to do)」文、「ある、いる、もっている」文、そして「be動詞文の未来形・過去形」が構成されます。
 この主格接頭辞は、主語なくしても主語が何であるかを推測できる働きも持っています。
 つまり主語が明らかな場合、また主語を一度明確にした場合に、主語なしで文が成立します。

  C.本動詞文  : 例文1 Ninakupenda  malaika.    ぼくは天使(であるきみ)を愛しています。
               ↓ スワヒリ語の動詞文では記述の場合、「主格接頭辞(主辞)」と「時制」と「動詞」をくっつけて表記しますPOINT!
                 時制と動詞の間に、「あなたへ」や「あなたを」といった対象をあらわす「目的格挿入辞」という品詞が入ったりします
                 この場合「ni」という主格接頭辞の働きにおいて、「mimi(わたし)」という主語が省略されています(省略することができます)
                        Ninakupenda malaika. = Mimi(省略できる) ninakupenda malaika.

               Ni   ー  na  ー  ku  ー    penda        malaika .
              (わたし)現在  あなたを   愛する    天使
               主辞 + 時制 + 目的格挿入辞 + 動詞     目的格


            例文2  Alinipa  takataka.   彼はわたしにゴミをくれた。
                 分解すると↓
                A - li - ni - pa    takataka .
               (彼) 過去 わたしに くれた   ゴミ


                ※機能形 pa(与える)→pea(機能形:~に与える)を使うと、ワンランク上のスワヒリ語になるかも!
                     Alinipea takataka.


 

  D.準動詞文  :  Malaika   yuko   mbinguni.   天使は天上にいます(この「準動詞」とは所有、存在などをあらわします)。
              天使  いる   天上に
                 ↓ ここでも「主格接頭辞」と「準動詞」がくっついているので、一度バラにしてみましょう。

              Malaika        yu    ー      ko           mbinguni .
              主語    主辞   準動詞語根  補足語

 


「辞(じ)」と名詞のクラス
 スワヒリ語の名詞がクラスに分かれていると文法上理解できる手がかりは、名詞のクラスによって文の中のさまざまな「辞(じ)」が変化してくることです。難しそうですが慣れれば簡単です。


    Akiko  na  Yoko  ni  Wajapani.      アキコとヨウコは日本人です。

     ① Akiko na Yoko = アキコとヨウコ(人クラス第1部類の複数形なので第2部類)
     ② ni = 英語でいうところのbe動詞現在 ~は~です
     ③ Wajapani = 「日本人Mjapani」の複数形でWajapani ※「国籍」や「民族」の場合には大文字
     ④ このときの「M」や「Wa」が「辞(じ)」です。この場合は「部類接頭辞」です。

   Hiki  ni  kitabu  cha  Akiko.    これはアキコの本です。

     ① hiki = 指示詞の近い物(これ)でkitabu(本の単数形)を受けて変化
     ② ni = 英語でいうところのbe動詞現在 ~は~です
     ③ kitabu = 述語名詞ですがこの「本(単数)」という名詞を中心に文のさまざまな部分が変化します。
     ④ cha = 「~の」という所有の繋ぎをする部位です。これもkitabu(本の単数)に合わせて変化しています。

   Hivi  ni  vitabu  vya  Akiko.    これらはアキコの本です。

     ① hivi = 指示詞の近い物(これら)でvitabu(本の複数形)を受けて変化
     ② ni = 英語でいうところのbe動詞現在 ~は~です
     ③ vitabu = 述語名詞ですがこの「本(複数)」という名詞を中心に文のさまざまな部分が変化します。
     ④ vya = 「~の」という所有の繋ぎをする部位です。これもvitabu(本の複数)に合わせて変化しています。

 


語 順

 A.スワヒリ語の語順は通常 主語 + 動詞 + 目的語・補足語 ですが、強調する場合に語順が入れ替わるなど、比較的自由です。

 B.疑問詞は、目的語や補足語があらわすべき位置に来ます。

    Unafanya                       nini   ?   =   あなたは何をしていますか?
    あなたは/している(主辞+時制+動詞)   何を(疑問詞)

 C.修飾語は修飾する語の後に来ます。

    macho        mekundu      =      赤い目
    目(名詞)   赤い(修飾語)

 D.目的格挿入辞は動詞の前に来て、動詞と結合します。

    Nitakuchapa,             ukinichokoza.     =    わたしをからかったらぶちますよ。
    わたしは/あなたを/ぶつ    あなたが/もし/わたしを/からかったら
   (主辞+時制+客辞+動詞)   (主辞+kiテンス+客辞+動詞)



4. あいさつ表現
 挨拶しますか?

   挨拶します、そりゃ。コミュニケーションの第1歩なもので。

 スワヒリ語にもあらゆる場面でのさまざまな挨拶があります。あいさつ表現は案外たくさんあるよ。
 外国人に有名なスワヒリ語の挨拶は「ジャンボ」。このjamboは元をたどれば「物事(の単数)」という意味です。
「やあ、変わったことない?」「ないよ。息災だよ」というニュアンスで使われてきました。
 しかし現地の人たちはジャンボで挨拶するよりも、他の表現を使うことが多いかもしれません。それらを学んでみましょう。

    挨拶表現のビデオはこちらです!。
挨拶表現を覚えて、東アフリカのシマ
ウマに挨拶してみよう!
 ちなみにスワヒリ語でシマウマは「シ
マロバ」だよ!

1.Habari 表現

「habari(ハバリ)」はスワヒリ語で「情報」や「ニュース」という意味です。
「~の情報」という使い方でさまざまな挨拶表現になります。
「habari」のあとに続く「za」や「ya」は「~の」という意味です。
「ya」は「habari(事象・ニュース)」の単数、「za」は「habari(事象・ニュース)」の複数を受けて変化しています。

 挨拶応答(問いかけ)  意   味  挨拶応答
(こたえ)
文 法 説 明 
Habari  gani  ?
ハバリ ガニ ?
お元気ですか?  Nzuri.
ンズリ

Salama.
サラマ

Njema.
ンジェマ

Safi.
サフィ



全て「良い」という意味です。

各単語の後に「とても」を意味する「sana(サナ)をつけても良い。
「gani」は「どんな」という意味です。つまり「どんなニュース?」から「お元気ですか」と転じています。 
Habari yako ( zako )  ? 
ハバリ ヤコ(ザコ)?
お元気ですか?  「yako」や「zako」は2人称単数の単数(yako)複数(zako)所有辞です。「あなたのニュース(単・複)は?」という意味になります。 
Habari  zenu  ? 
ハバリ ゼヌ
お元気ですか?(複数人へ)  「zenu」は2人称複数の所有辞です。「あなたがたのニュース(複数)は?」という意味になります。  
Habari  za(ya)  asubuhi ?
ハバリ ザ(ヤ) アスブヒ ?

Habari  za(ya)  mchana ?
ハバリ ザ(ヤ) ムチャナ ?

Habari  za(ya)  jioni  ?
ハバリ ザ(ヤ) ジオニ ?

Habari  za(ya)  usiku  ? 
ハバリ ザ(ヤ) ウスィク ?
おはようございます。


こんにちは。


こんばんは。


こんばんは。
「asubuhi」は「朝」という意味です。
「mchana」は「昼」という意味です。
「jioni」は「夕方」という意味です。
「usiku」は「夜」という意味です。


つまり「朝のニュースは?」という意味です。この場合「ya」は単数のニュース、「za」は複数のニュースをあらわしています。
 
Habari  za(ya)  kazi ?
ハバリ ザ(ヤ) カズィ ?

Habari  za(ya)  shughuli ?
ハバリ ザ(ヤ) シュグリ ?

Habari  za(ya)  nyumbani ?
ハバリ ザ(ヤ) ニュンバニ ?
お仕事はいかがですか? 


お務めはいかがですか? 


お宅はいかがですか? 

「kazi」は「仕事」、「shughuli」は「務め・業務」、「nyumba」は「家」という意味です。
「nyumbani」の「ni」は「~で、~に」をあらわす場所添辞といいます。

文法解説は同上
Habari  za ( ya )  ku…不定詞  ? 
Habari za kushinda ?
ハバリ ザ クシンダ ?
~することはいかがですか? 

調子はどうですか?
「ku…不定詞」とは英語でいう「to do」で、「食べること」、「書くこと」など、動詞を名詞扱いにすることができます。 
Habari  za  siku nyingi  ?
ハバリ ザ スィク ニィンギ ? 
お久しぶりです。  「siku」は「日」、「(ny)ingi」は「たくさんの」という意味です。つまり「(会っていなかった)たくさんの日々はいかがですか」という意味です。 


2.Jambo 表現

「jambo」とはもともと名詞の「事柄・事象」を意味し、複数形が「mambo」となるji-ma(05-06)クラスの単語です。
 挨拶の場合この単語が動詞的に使われます。
 この準動詞「jambo」に否定形をつけて、「変わったことはない?何か問題はない?」「ないよ。ありません」とした挨拶のグループがあります。
 この挨拶表現は準動詞を使うので、人称ごとに形が変化します。
 スワヒリ語の動詞否定形を学習した後にもう一度この挨拶表現を見直すと、より理解できるでしょう。

 挨拶応答(問いかけ)   意   味  挨拶応答(こたえ)  文 法 説 明 
 Jambo !
ジャンボ
やあ。 元気? 変わりない?   Jambo !
ジャンボ
ネイティヴ同士で使われることはあまりありません。
「ジャンボ」は「ジャンボ」で応答します。 
Mambo ! 
マンボ
やあ。 元気? 変わりない?  Safi !  サフィ
Poa!(俗)ポア 
Fresh !(俗)フレッシュ
jamboの複数形で、俗語から始まり、今ではとてもよく使われています。
この場合応答は左のようになります。
若者間では「poa」が一般的ですが、これは物事が静まっている様子をあらわしています。 
Hujambo  ? 
フジャンボ
(あなたは)
お変わりありませんか?
ご機嫌いかがですか? 
Sijambo. 
スィジャンボ
わたしは変わりありません。
1人称(単・複)が2人称単数に挨拶した場合です。
応答は「わたしは問題ない」という否定形になっています。 
Hamjambo  ? 
ハ(ム)ジャンボ
(mは口を結ぶ)
(あなたがたは)
お変わりありませんか?
ご機嫌いかがですか? 
Hatujambo. 
ハトゥジャンボ
わたしたちは変わりありません。
2人称複数に挨拶した場合です。 
応答は「わたしたちは問題ない」という否定形になっています。
Hajambo  ? 
ハジャンボ
(彼・彼女は)
お変わりありませんか?
ご機嫌いかがですか? 
Hajambo. 
ハジャンボ
彼・彼女は変わりありません。
3人称単数の様子を尋ねた場合です。
「彼・彼女は問題ない?、ないよ」という否定形をとっています。」 
Hawajambo  ? 
ハワジャンボ
(彼らは)
お変わりありませんか?
ご機嫌いかがですか? 
Hawajambo. 
ハワジャンボ
彼らは変わりありません。
3人称複数の様子を尋ねた場合です。
「彼ら・彼女らは問題ない?、ないよ」という否定形をとっています。」  



 

 

 


3.年長者への挨拶

 挨拶応答(問いかけ)   意   味  挨拶応答(こたえ)  文 法 説 明 
Shikamoo.
シカモー
ご機嫌いかがですか?  Marahaba.
マラハバ
タンザニア全土では非常によく使われますが、その他の地域での使用はまれです。
返答marahabaの語源marhabanはアラビア語では「どうぞよろしく」で、元の意味は「歓迎の場」です。


4.謝辞

「-ni」は添辞といい、この場合は単数を複数にする役割をします。「asante」が「asanteni」になると複数人に謝辞を述べていることになり、「karibu」を「karibuni」にすると複数人に返答したり招いたりすることになります。

 挨拶応答(問いかけ)   意   味  挨拶応答(こたえ)  文 法 説 明 
Asante  ( sana ).
Ahsante.

アサンテ
 (サナ)
(どうも)ありがとうございます(単数人に)。  Karibu.(単数人に)
Karibuni.(複数人に)
カリブ/カリブニ
どういたしまして。

Bila (ya) asante.
ビラ(ヤ)アサンテ
どういたしまして。
「どういたしまして」の返答なしでよいともいわれます。そのあたりはコミュニケーションに応じて。
Asanteni  ( sana ). 

アサンテニ
 (サナ)
(どうも)ありがとうございます(複数人に)。  Karibu.(単数人に)
Karibuni.(複数人に)
どういたしまして。
 
Shukrani. 
Shukran.
シュクラニ/シュクラン
感謝します。    この場合のniは添辞ではありません。発音上の変化です。 
Nina(ku/wa…)shukuru. 
ニナ(ク/ワ)シュクル

Nakushukuru.
ナクシュクル
(あなたに、あなたたちになどの目的格挿入辞)感謝します。

あなたに感謝します。 
  主格接頭辞+時制+目的格挿入辞+動詞文の挨拶です。
主語と目的格を変えることで「~は~に感謝する」文を作ることができます。

       単数人へ               単数人へ
 

         複数人へ               単数人へ
 


6.謝罪

 挨拶応答(問いかけ)   意   味  挨拶応答(こたえ)  文 法 説 明 
Samahani (sana).
サマハニ (サナ)
(どうも)すみません。ごめんなさい。
※すみませんが(問いかけ)。 
Bila  (ya)  samahani  (どういたしまして。気にしないで) 
Pole.(単数人に)
Poleni. (複数人に)
ポレ / ポレニ
すみません。ごめんなさい。
※「お気の毒に」の意味が元 
  「pole」は通常「お気の毒に、かわいそうに」の意味で使われ、転じて「ごめんなさい」という謝罪の場合にも使われます。 


7.別れの挨拶

 挨拶応答(問いかけ)   意   味  挨拶応答(こたえ)  文 法 説 明 
Kwa  heri.
クヮ ヘリ
さようなら。  Kwa  heri(ni).
添辞-niが付く場合は複数人に返答
「heri」は「幸運・幸せ」の意味で「幸せのうちに」が転じて別れの挨拶。
Kwa  herini. 
クヮ ヘリニ
さようなら(複数人に)  Kwa  heri(ni).  添辞-niが付く場合は複数人に挨拶。 
Tutaonana  (tena).
Tuonane (tena). 
トゥタオナナ(テナ)
トゥオナネ(テナ)
またお会いしましょう。  Tutaonana  (tena). 
Twonane  (tena).
「onana」は「ona(会う)」の相互形でお互いに会うの未来形やLet's形となっています。 
Tutakutana  (tena). 
Tukutane (tena).
トゥタクタナ(テナ)
トゥクタネ(テナ)
またお会いしましょう。  Tutakutana  (tena).  「 kutana」は「kuta(出会う)」の相互形でお互いに会うの未来形やLet's形となっています。 


8.その他の挨拶、宗教由来の挨拶

 挨拶応答(問いかけ)   意   味  挨拶応答(こたえ)  文 法 説 明 
U  hali  gani  ?
ウ ハリ ガニ
お元気ですか?  Njema.    Mzima.
ンジェマ  ムズィマ
「hali」は「状態」の意味、「gani」は疑問詞「どんな」で2人称へ問いかけ。
Usiku  mwema. 
ウスィク ムウェマ
おやすみなさい。  Usiku  mwema.
Asante. Na wewe pia. 
「usiku」は「夜」、「-ema」は「良い」で、u(11)クラスに呼応する形容詞接辞がついてまさにgood nightという意味です。 
Lala  (laleni複)  salama. 
ララ サラマ
おやすみなさい。  Lala  salama.  lala」は「眠る」で、不定詞の命令形です。「平安に眠ってください」 
Umelalaje ? 
ウメララジェ
よく眠れましたか?  Salama. 
サラマ
u」は2人称単数の主格接頭辞、「me」は近い過去、「lala」は「眠る」という動詞、「je」は疑問添辞です。 
Safari  njema. 
サファリ ンジェマ
よい旅を。  Asante.  /Asanteni(複数人へ) 「njema」は「safari(旅:09クラス)」を受けた形容詞接辞+「-ema(良い)」
Siku  ( kazi )  njema. 
スィク(カズィ)ンジェマ
よい日(仕事)を。  Asante. /Asanteni(複数人へ)  「njema」は「siku(日:09クラス)」を受けた形容詞接辞+「-ema(良い)」 。「good day」
Pole  (poleni複)  sana. 
ポレ(ポレニ)サナ
大変お気の毒に。  Asante.  /Asanteni(複数人へ)  
Mlo  mwema. 
ムロ ムウェマ
どうぞ召し上がれ。  Asante.  /Asanteni(複数人へ) あまり使いません。 
Hodi ! 
ホディ
ごめんください。  Karibu.  家を訪ねた時や、オフィスのドアをノックする時など、必須! 
Heri  ya  …. 
ヘリ ヤ…
~おめでとう。  Heri  ya ….  Heli ya mwaka mpya(新年おめでとう).Heli ya Noeli(クリスマスおめでとう).など。 
Salama  ?  お元気ですか? 大丈夫ですか? 無事ですか?  Salama. 
Salaam  Aleikum. 
サラーム アレイクム
平安あれ。 Aleikum  Salaam. 
アレイクム サラーム
主にイスラム教徒間の挨拶です。
アッサラームアレイクムとも言います(返答はアレイクムサラーム)。  
Sabalkheri.
サバルクヘリ 
おはようございます。 Sabalkheri.   
Masalkheri. 
マサルクヘリ
こんにちは。  Masalkheri.   
Mungu  akubarikie. 
ムング アクバリキエ
神の祝福があなたに  Asante. Na wewe pia. 
アサンテ。ナ ゥエゥエ ピア
「Mungu」は「神」で常に大文字始まりです。 「a」の主語は神で3人称単数の主格接頭辞、「ku」は「あなたを」という目的格挿入辞、「barikie」は「bariki(祝福する)」の接続形。 
Amani  iwe  kwako. 
アマニ イウェ クゥワコ
平和があなたとともに  Asante. Na wewe pia.   返答の「na」は「and」の意味です。「wewe」は「あなた」、「pia」は「~もまた」です。
Tumsifu  Yesu  Kristu.
トゥムスィフ ィエス クリストゥ 
イエスに賛美。 Milele,  Amina.
ミレレ、アーミナ 
キリスト教徒間の挨拶で、宗派もあります。  

     

自己紹介

   Ninaitwa   Akiko   Yamada. ニナ イトゥワ アキコ ヤマダ   わたしはヤマダアキコと申します。  ※ ita = 呼ぶ     itwa = 呼ばれる  itaの受動形
   Jina   langu  ni  Akiko  Yamada. ジナ ラング ニ アキコ ヤマダ  わたしの名前はヤマダアキコです。
   Unaitwaje ?  ウナイトゥワジェ  何さんとおっしゃいますか?
   Unaitwa nani ?  ウナイトゥワ ナニ  何さんとおっしゃいますか?  どちらさまですか?
   Jina lako ni nani ?  ジナ ラコ ニ ナニ  お名前は何とおっしゃいますか?



 名詞クラスって何ぞや!?

   それはもう、どひ~っ、バントゥー語を使う人々の概念とはこういうものなのか!!と、目からうろこのクラス分け。

文法変化早見表  早見表だけ見るとなんのことやらさっぱり分かりませんが、ひととおり文法を理解し、日常生活でその言語を使うにつれ、単語がどのクラスに属しているか、どのように変化するかを確かめるときなどに便利です。

文を構成するためにはめっちゃ重要!です。 : 文の中の部位の使用方法と名称

 スワヒリ語は、文を構成する名詞や形容詞などに発生する「接辞(せつじ)・接頭辞(せっとうじ)」と呼ばれる部分から、文法上、名詞をグループ分けすることができます。


 主格接頭辞(主辞) : 文には主語がありますが、その主語と呼応して、続く時制と動詞部分(語幹)に先立つ頭の部分を構成します。
              一度主語を特定すれば、主語(名詞)を用いずに、この主格接頭辞から文が始められます。
 否定の主格接頭辞 : 主格接頭辞の前にha(1人称単数や2人称単数など、形が違うクラスはあります)をつけると否定辞になります。
 目的格挿入辞(客辞) : 時制と動詞の間に挿入し、「~に」や「~へ」など、目的語に代わって目的格を示す役目をします。
 連合辞 : 「~の~」という意味の、同格の名詞と名詞をつなぐ辞です。「ジュマの本」などの場合の「の」。
 形容詞接辞  : アラビア語起源の形容詞の語頭にはつかないが、バントゥー語起源の形容詞の語頭に、クラスごとの変化を伴った接辞が付きます。これを形容詞接辞といいます。「美しい服」と「美しい目」では「美しい」の語頭の形が異なります。つまり名詞(のクラス)によってそれを形容する形容詞の語頭の形も異なります。
 指示詞 : 「これ」「それ」「あれ」などの指示詞で、こちらもクラスごとに形が変わります。
 関係辞 : 「ジュマの持っているところの本」の「ところに」に相当する関係詞もクラスごとによって変化します。
 所有詞 : 「わたしの」「あなたの」など、ある物を持っているその本体をあらわす時に使います。

 文字のみの説明では理解困難なところですので、イラストが入る予定です。


5. 名詞クラス01‐02 m-waクラス 人・生物のクラス

名詞クラスその一 第1、第2部類(01、02) M/WAクラス  人・生物に関する名詞
    人称代名詞で2人称単数・複数に相当するクラスです。
    人や生物に関する単語が多く含まれるグループです。

番 号  形容詞接辞  主格接頭辞(主辞)  否定の主格接頭辞  連合辞  目的格挿入辞(客辞) 
01  m- / mw-  a- / yu-  ha- / hayu-  wa  -m- 
02  wa- / wa-  wa-  hawa-  wa  -wa- 

使用・変化例

主格接頭辞           Juma  anasoma  kitabu.         ジュマは本を読む。
否定の主格接頭辞    Juma  hasomi    kitabu.         ジュマは本を読まない。
客辞                  Nuru   anam(w)ita   Juma.        ヌルはジュマを呼ぶ。
連合辞                Mama  wa  Juma  ni  Zainabu.      ジュマのお母さんはザイナブだ。
形容詞接辞           Juma  ni  mtoto  mzuri.         ジュマは良い子だ。
指示詞                Mtoto  huyu  ni  Juma.         この子供はジュマだ。
関係辞                Mtoto  anayesoma  kitabu  ni  Juma.   本を読んでいる子供がジュマだ。
所有詞                Rafiki  yangu (wangu)  ni  Juma.     わたしの友達はジュマだ。


1. 人 : m → wa
単語例
01 単 数   02 複 数 意  味 
 mtu ムトゥ   watu ワトゥ   人間 人 
 mke ムケ   wake ワケ   妻 
 mtoto ムトト   watoto ワトト   子供 
 mzee ムゼエ   wazee ワゼエ   年配者 年長者 長老 
 mgeni ムゲニ   wageni ワゲニ   客 異邦人 
 mchumba ムチュンバ   wachumba ワチュンバ   婚約者 恋人 
 mtalii ムタリィ   watalii ワタリィ   観光客 観光者 
 mganga ムガンガ   waganga ワガンガ   医師 伝統医 
 mchawi ムチャウィ   wachawi ワチャウィ   呪医 呪術医 
注 : 読み方カタカナ表記「ム」には本来「u」音が入っていません。
    「m」は口を真一文字に結び「ム」と発音するように心がけましょう。



2. 語幹が母音始まりの語 : mと語幹の間にwが入る
単語例
01 単 数  02 複 数  意   味 
 mwongo ムォンゴ   waongo ワオンゴ  嘘つき 
 mwana ムワナ   wana ワナ  子 息子 娘 
 mwalimu ムワリム   walimu ワリム  先生 教師 
 mwanadamu ムワナダム   wanadamu ワナダム  人間
mwana(子)の付いた複合単語は多くあります。
「damu(血)」の「mwana(子)」で「人間」。 
 mwanafunzi ムワナフンズィ   wanafunzi ワナフンズィ  生徒 学生 
 mwanamuziki ムワナムズィキ   wanamuziki ワナムズィキ  音楽家 ミュージシャン 
 mwanasheria ムワナシェリア   wanasheria ワナダム  弁護士
「sheria」は「法・法律」の意味です。 


3. a + i =  e 、  a + e = e
単語例

01 単 数  02 複 数  意   味 
 mwizi ムゥィズィ   wezi ウェズィ  どろぼう 
 mwenyewe ムゥェニェウェ   wenyewe ウェニェウェ  ~自身 持ち主 
例 : wa+i  :  wawezi → waizi → wezi 、       wa+e  :  wawe → wae → we
注 : 読み方カタカナ表記「ム」には本来「u」音が入っていません。
    「m」は口を真一文字に結び「ム」と発音するように心がけましょう。


4. 語幹が母音始まりだが、wをはさまないもの
単語例
01 単 数  02 複 数  意   味 
 mume ムメ   waume ワウメ   


5. 2語以上からなる複合語の単語の中で、2ヶ所変化するもの
単語例
01 単 数 02 複 数  意   味 
mwanamke ムワナムケ   wanawake ワナワケ  女 女性 
mwanamume/mwanamme
ムヮナムメ  ムヮナンメ 
 wanaume ワナウメ  男 男性 
注 : 下線あり「m」には本来「u」音が入っていません。
    「m」は口を真一文字に結び「ム」と発音するように心がけましょう。


6. 人以外の生物
単語例
01 単 数  02 複 数  意   味 
 mdudu ムドゥドゥ   wadudu ワドゥドゥ  虫 
 mnyama ムニャマ   wanyama ワニャマ  動物 





7. 国籍、ひとつのカテゴリーに所属する人々をあらわすもの : 大文字で始まります。
単語例
01 単 数  02 複 数  意   味 
 Mjapani ムジャパニ   Wajapani ワジャパニ  日本人 
 Mtanzania ムタンザニ(-)ア  Watanzania ワタンザニ(-)ア  タンザニア人 
 Mkenya ムケニャ   Wakenya ワケニャ  ケニア人 
 Mwarabu ムワラブ   Waarabu ワアラブ  アラブ人 
 Mwingereza ムゥィンゲレ(ー)ザ   Waingereza ワインゲレ(-)ザ  イギリス人 
 Mwafrika ムワフリカ    Waafrika ワアフリカ  アフリカ人 
 Mswahili ムスワヒリ   Waswahili ワスワヒリ  海岸地方住人 スワヒリ語話者 
 Marekani /Mmarekani
 マレカ(-)ニ / ムマレカ(-)ニ 
 Wamarekani ワマレカ(-)ニ  アメリカ人 
注 : 読み方カタカナ表記「ム」には本来「u」音が入っていません。
    「m」は口を真一文字に結び「ム」と発音するように心がけましょう。




6. 名詞クラス03‐04 m-miクラス 木のクラス

名詞クラスその二 第3、第4部類(03、04) M/MIクラス  植物(木・幹)、道具、身体などを含む名詞群
    木の幹を中心とした部分をあらわしたり、身体の名称単語や、その他雑多な単語の入るグループです。

番 号  形容詞接辞  主格接頭辞(主辞)  否定の主格接頭辞  連合辞  目的格挿入辞(客辞) 
03  m- / mw- u- hau- wa -u- 
04  mi- / my- i- hai- ya -i-

 使用・変化例
 主格接頭辞           Mti  unaanguka.          木は倒れる。
 否定の主格接頭辞    Mti  hauanguki.          木は倒れない。
 客辞                  Nuru   anaukata  mti.       ヌルは木を切る。
 連合辞                Mti  wa  shule  hajakatwa.    学校の木はまだ切られていない。
 形容詞接辞           Mti  huu  ni  mzuri.        この木は美しい。
 指示詞                Mti  ule  ni  mbuyu.        あの木はバオバブだ。
 関係辞                Mti  unaosimama  pale  ni  mbuyu. あそこに立っている木はバオバブだ。
 所有詞                Mti  wangu  umekuwa  mrefu.   わたしの木は高くなった。

1. 木・植物
単語例
03 単 数  04 複 数  意   味 
 mti ムティ   miti ミティ  木 
 mmea ムメア   mimea ミメア  植物 
 mwiba ムゥィバ   miiba ミイバ  とげ 
 muwa ムワ   miwa ミワ  さとうきび 
 mchicha ムチチャ   michicha ミチチャ  青菜 
注 : 下線あり「m」には本来「u」音が入っていません。
    「m」は口を真一文字に結び「ム」と発音するようご注意ください。



2. 自然
単語例
03 単 数  04 複 数  意   味 
 mwitu ムゥィトゥ  miitu ミイトゥ 森 野
 mlima ムリマ  milima ミリマ
 moto モト  mioto ミオト 火 火事
注 : 下線あり「m」には本来「u」音が入っていません。
    「m」は口を真一文字に結び「ム」と発音するように心がけましょう。


3. 身体
単語例
03 単 数  04 複 数  意   味 
 mguu ムグゥ  miguu ミグゥ
 mkono ムコノ  mikono ミコノ 手 腕
 mgongo ムゴンゴ  migongo ミゴンゴ
 moyo モヨ  mioyo ミオヨ 心臓 心
 mkia ムキア  mikia ミキア 尾 足
注 : 下線あり「m」には本来「u」音が入っていません。
    「m」は口を真一文字に結び「ム」と発音するようご注意ください。



身体の部分の名詞を覚えよう! 
 身体の部分名詞が多く含まれる第3、第4部類ですが、身体の名前すべてが含まれるというわけではありません。
 これを見て、どの名詞クラスなのか是非チェック! 

4. 年・月
単語例
03 単 数  04 複 数  意   味 
 mwaka ムヮカ  miaka ミアカ
 mwezi ムウェズィ  miezi ミエズィ
●語幹が母音で始まっている場合、接頭辞m-との間に-w-が挿入されます。しかしmoto、moyoのような例外があります。
注 : 下線あり「m」には本来「u」音が入っていません。
    「m」は口を真一文字に結び「ム」と発音するように心がけましょう。



5. その他
単語例
03 単 数  04 複 数  意   味 
 mshikaki ムシカキ  mishikaki ミシカキ  串焼き
 mkuki ムクキ  mikuki ミクキ  槍
 muujiza ムウジザ  miujiza ミウジザ  奇跡
 mkoa ムコア  mikoa ミコア  州
 mchezo ムチェゾ  michezo ミチェゾ  遊び スポーツ
 mtihani ムティハニ   mitihani ミティハニ   試験 
 mji ムジ   miji ミジ   町 街 
 mkate ムカテ   mikate ミカテ   パン 
 mwanzo ムヮンゾ   mianzo ミアンゾ   はじめ 
 mwisho ムゥィショ   miisho ミイショ   終わり 
 mlango ムランゴ   milango ミランゴ   扉 戸 
 mzigo ムズィゴ   mizigo ミズィゴ   荷 荷物 
 mchanganyiko
 ムチャンガニ(-)コ 
 michanganyiko
 ミチャンガニ(-)コ 
 混合 混合物 
 mchango ムチャンゴ   michango ミチャンゴ   寄付 
 mchanga ムチャンガ   michanga ミチャンガ   砂 
注 : 「m」のあとに母音が入っていないものは、口を真一文字に結んだ「ム」という発音です。本来「u」は入っていませんのでご注意ください。
 

6. 参考 : 木と実の違い
単語例
  木・茎 単数 03 木・茎 複数 04   実 単数(カッコ内はクラス) 実 複数(カッコ内はクラス) 
綿  mpamba  mipamba  pamba (09)  pamba (10) 
オクラ  mbamia  mibamia  bamia(05)  mabamia(06) 
カシューナッツ  mkorosho
(カシューアップル) 
mikorosho  korosho(05)
(カシューナッツ) 
makorosho(06) 
カシューナッツ mbibo  mibibo  bibo(05)  mabibo(06) 
ナツメヤシ  mtende  mitende  tende (09)  tende (10) 
バオバブ mbuyu  mibuyu  buyu(05)  mabuyu(06) 
オレンジ  mchungwa  michunngwa  chungwa(05)  machungwa(06) 
ジャックフルーツ mfenesi  mifenesi  fenesi(05)  mafenesi(06) 
サイザル  mkonge  mikonge  ukonge(11)
サイザル繊維 
konge(10) 



7.  参考 : 植物の成長過程における名前の変化と派生形
単語例
mpunga (単03)– mipunga (複04) 稲 もみ  mchele – michele (米 03/04)
wali (飯 11) 
mnazi (単03) – minazi (複04) やしの木  nazi (熟したやしの実 09/10)
dafu – madafu (水分の多い実 05/06)
koroma – makoroma (かたい実 05/06) 
mgomba (単03) – migomba (複04) バナナの木  ndizi (バナナ 09/10) 
mbuni (単03) – mibuni (複04) コーヒーの木  buni(コーヒー豆 09/10)
kahawa (コーヒー飲料09/10)
mkahawa(mgahawa) – mikahawa(migahawa) (喫茶店03/04) 






7. 名詞クラス05‐06 (ji)-maクラス 果実・目クラス

名詞クラスその三 第5、第6部類(05、06) JI/MAクラス  果実や外来語を含む名詞群
    このクラスは、果物・実のほかに液体や集合的な名詞、また「目」や「歯」、「名前」といった普通名詞、スワヒリ語にとっては外来語である「教室」や「新聞」など、様々な名詞を含んでいます。

番 号  形容詞接辞  主格接頭辞(主辞)  否定の主格接頭辞  連合辞  目的格挿入辞(客辞) 
05  (j-)- li- hali- la -li-
06  ma- / m- ya- haya- ya -ya-
● 形容詞接辞単数j-は、母音eとiではじまる形容詞語根のみに付き、その他はゼロとなります。
  j + eupe = jeupe            j  + ingine = jingine
  ovu → ovu                    baya → baya
● 第5部類の名詞の多くは、特定の接頭辞をとらず、複数のみmaとなります。少数の単数がj・jiではじまります。
●「5.人の属性を持つ5、6クラス」の場合、主格接頭辞は必ず1、2クラスになります。

 使用・変化例
 主格接頭辞           Tunda  linaoza  mapema.        くだものは早く腐る。
 否定の主格接頭辞    Tunda  haliozi  mapema.        くだものは早く腐らない。
 客辞                  Nuru   analiona  tunda  mezani.    ヌルはテーブルにくだものを見る。
 連合辞                Tunda  la  mti  huu  limeiva.      この木のくだものは熟した。
 形容詞接辞           Tunda  jeusi  halionekani.        黒いくだものは見かけない。
 指示詞               Tunda  hili  ni  tamu.          このくだものはおいしい。
 関係辞                Tunda  unalokula  ni  embe.      あなたが食べているくだものはマンゴーだ。
 所有詞                 Usile  tunda  langu !         わたしのくだものを食べないで!

1. ji-ma 変化
単語例
05 単 数  06 複 数  意   味 
 jiwe ジウェ  mawe マウェ  石
 jicho ジチョ  macho マチョ  目
 jino ジノ  meno  ( ma + ino ) メノ  歯
 jambo ジャンボ  mambo  ( ma + ambo )
 マンボ
 事柄
 jina ジナ  majina マジナ  名前
 jiko ジコ   meko / majiko
 メコ / マジコ 
 台所 
 jibu ジブ   majibu マジブ   答 
 jando ジャンド   majando マジャンド   割礼 
 jua ジュア  ※「太陽がいっぱい」はありません。   太陽 

   



2. 果物、花など
単語例
05 単 数  06 複 数  意   味 
 tunda トゥンダ  matunda マトゥンダ  くだもの
 hindi ヒンディ  mahindi マヒンディ  とうもろこし
 papai パパイ  mapapai マパパイ  パパイヤ
 embe エンベ  maembe マエンベ  マンゴー
 nanasi ナナスィ  mananasi マナナスィ  パイナップル
 ua ウア   maua マウア   花 

 

3. 外来語を含んださまざまな語
単語例
05 単 数  06 複 数  意   味 
 darasa ダラサ  madarasa マダラサ  教室 学級
 blanketi ブランケティ  mablanketi マブランケティ  毛布
 gazeti ガゼティ  magazeti マガゼティ  新聞
 daraja ダラジャ  madaraja マダラジャ  橋
 dawa ダワ  madawa マダワ  薬
 gari ガリ  magari マガリ  車 自動車
 yai ヤイ  mayai マヤイ  卵 玉子
 shamba シャンバ  mashamba マシャンバ  田畑 田舎 農場
 tatizo タティゾ  matatizo マタティゾ  問題 困難事
 taifa タイファ   mataifa マタイファ   国 国家 
 duka ドゥカ   maduka マドゥカ   店 商店 
 ombi オンビ   maombi マオンビ   願い 頼みごと 乞いごと 
●参考:darasa‐madarasaはアラビア語の「勉強する」から派生

   

4. 液体
単語例
05 単 数  06 複 数  意   味 
 jivu ジブ  majivu マジブ  灰
 maji マジ  水
 mafuta マフタ  油 ガソリン
 ziwa (湖) ズィワ  maziwa (乳・湖の複数形)
 マズィワ
 乳
 mate マテ  つば 唾液

  

5. 人の属性を持つもの
単語例
05 単 数  06 複 数  意   味 
 bibi ビビ  mabibi マビビ 女性への敬称 祖母
 bwana ブワナ  mabwana マブワナ 男性への敬称 旦那 主人
 dereva デレバ  madereva マデレバ 運転手
 tajiri タジリ  matajiri マタジリ 金持ち 雇い主
 jambazi ジャンバズィ  majambazi マジャンバズィ 強盗
● 参考 : dereva(デレバ)は外来語「ドライバー」が語源です。
●「5.人の属性を持つ5、6クラス」の場合、主格接頭辞は必ず1、2クラスになります(下線部分)。
   ○ Dereva huyu anaendesha gari la tajiri.   この運転手は雇い主の車を運転する。
   × Dereva huyu linaendesha gari la tajiri.

6. 集合的なもの (05はあまり使われない)
単語例
05 単 数  06 複 数  意   味 
 maonyesho マオニェショ  展示
 maoni マオニ  意見
 mapenzi マぺンズィ  愛情
 maporomoko マポロモコ  崩れ 滝

 

8. 名詞クラス07‐08 ki-viクラス 道具・準名詞クラス

名詞クラスその四 第7、第8部類(07、08) KI/VIクラス  道具、準名詞、言語を含む名詞群
    このクラスは、日常よく使う道具や、「国際的な」「女性の」というような準名詞や、「アラビア語」「フランス語」というような言語を含む単語群です。ki、vi、ch-、vy-と変化し、他のクラスと混同する変化形がないので、とても覚えやすいグループです。

番 号  形容詞接辞  主格接頭辞(主辞)  否定の主格接頭辞  連合辞  目的格挿入辞(客辞) 
07  ki- / ch- ki- / ch- haki- cha -ki-
08  vi- / vy- vi- / vy- havi- vya -vi-

使用・変化例

 主格接頭辞           Kikombe  kimeharibika.            コップは壊れた。
 否定の主格接頭辞    Kikombe  hiki hakiharibiki.           このコップは壊れない。
 客辞                  Nuru   alikiharibu(haribisha)  kikombe.     ヌルはコップを壊した。
 連合辞                Kikombe  cha  baba  kiko  jikoni.        父のコップは台所にある。
 形容詞接辞           Kikombe  chekundu  kilichaguliwa na malkia.  赤いコップは女王に選ばれたる。
 指示詞                Kikombe  hicho  ni  cha  Nuru.         そのコップはヌルのだ。
 関係辞                Kikombe  ninachopenda  ni  hiki.        わたしが好きなコップはこれだ。
 所有詞                Nani ameangusha kikombe changu ?      だれがわたしのコップを落としたの?

1. 日常使うもの ki-vi変化
単語例
07 単 数  08 複 数  意   味 

kitu キトゥ

vitu ヴィトゥ

kiti キティ

viti ヴィティ

椅子

kioo キオオ

vioo ヴィオオ

kitabu キタブ

vitabu ヴィタブ

kitanda キタンダ

vitanda ヴィタンダ

ベッド

kisu キス

visu ヴィス

ナイフ

kijiko キジコ

vijiko ヴィジコ

スプーン

kikombe キコンベ

vikombe ヴィコンベ

コップ

kichochoro キチョチョロ

vichochoro ヴィチョチョロ

小路 路地

kiatu キアトゥ

viatu ヴィアトゥ

kiazi キアズィ

viazi ヴィアズィ

kiberiti キベリティ

viveriti ヴィヴェリティ

マッチ

kiboksi キボクスィ

viboksi ヴィボクスィ

小箱

kidato キダト

vidato ヴィダト

段 学年

kidonda キドンダ

vidonda ヴィドンダ

kifo キフォ

vifo ヴィフォ

kikundi キクンディ

vikundi ヴィクンディ

グループ 組

kilima キリマ

vilima ヴィリマ

kilio キリオ

vilio ヴィリオ

叫び 泣き声

kinyozi キニョズィ

vinyozi ヴィニョズィ

床屋

kinywaji キニュアジ

vinywaji ヴィニュアジ

飲み物

kipepeo キペペオ

vipepeo ヴィペペオ

kitendo キテンド

vitendo ヴィテンド

行動 行い

kibuyu キブユ

vibuyu ヴィブユ

ひょうたん

kilimo キリモ

 

農業 農耕

kipindupinduキピンドゥピンドゥ

 

コレラ


   

2. 日常使うもの ch-vy変化
単語例
07 単 数  08 複 数  意   味 

chandalua チャンダル(-)ア

vyandalua ヴャンダル(-)ア

蚊帳

chama チャマ

vyama ヴャマ

クラブ 党

cheti チェティ

vyeti ヴェティ

レシート 領収書

chumba チュンバ

vyumba ヴュンバ

部屋

choo チョオ

vyoo ヴョオ

便所


 

3. 身体の部分
単語例
07 単 数  08 複 数  意   味 

kichwa キチュア

vichwa ヴィチュア

kidole キドレ

vidole ヴィドレ

kifundo キフンド

vifundo ヴィフンド

関節

kifua キフア

vifua ヴィフア




4. 主辞等が人クラスになるもの
単語例
07/01 単 数  08/02 複 数  意   味 
 kijana キジャナ  vijana ヴィジャナ  若者 青年
 kiboko キボコ  viboko ヴィボコ  カバ
 kifaru キファル  vifaru ヴィファル  サイ
● 他のクラスの単語同様、人の属性を持つものは、ki-viクラスであっても主格接頭辞ほかがm-wa(01-02)クラスの変化に従います。
  ただし「カバ」や「サイ」は地域や人によってki-viクラス変化させることも多い。 

5. 言語と準名詞
単語例
言語(準名詞も含む) 意   味 準 名 詞 意   味 
 kiarabu キアラブ  アラビア語(的な・の)  kimataifa キマタイファ  国際(的な・の) 
 kifaransa キファランサ  フランス語(的な・の)  kiroho キロホ  精神(的な・の) 
 kihindi キヒンディ  ヒンドゥー語(的な・の)  kigeni キゲニ  外国(的な・の) 
 kiingereza キインゲレ(-)ザ  英語(的な・の)  kiislamu キイスラム  イスラム(的な・の) 
 kijapani キジャパニ  日本語(的な・の)  kike キケ  女性(的な・の) 
 kilatini キラティニ   ラテン語(的な・の)   kimarekani キマレカニ   アメリカ(的な・の) 



9. 名詞クラス09‐10 n-nクラス 外来語・一般的な名詞クラス

名詞クラスその五 第9、第10類(09、10) N/Nクラス  外来語を含む一般名詞群
    ●外来語を含む多くの名詞がこのクラスに属します。
    ●このクラスの名詞は、決まった接頭辞を持たず、単・複の変化がありません。
    ●主格接頭辞や所有代名詞などのかたちで、単・複がわかります。
    ●形容詞接辞のnは、形容詞語根の頭音によって変化したりゼロになったりします。


番 号  形容詞接辞  主格接頭辞(主辞)  否定の主格接頭辞  連合辞  目的格挿入辞(客辞) 
09 n- / ny- i- hai- ya -i-
10 n- / ny- zi- hazi- za -zi-


使用・変化例  

主格接頭辞           Barua  imefika.           手紙が着いた。
否定の主格接頭辞    Barua  haijafika  bado.        手紙がまだ着かない。
客辞                  Nuru   anaishika  barua.       ヌルは手紙を握っている。
連合辞                Barua  ya  baba  iko  mezani.    父の手紙は机の上にある。
形容詞接辞           Barua  nyingi  zimefika.       たくさんの手紙が着いた。
指示詞               Barua  hii  imefika  leo.        この手紙は今日着いた。
関係辞               Barua  niliyoandika  ni  hiyo.      わたしが書いた手紙はそれだ。
所有詞               Barua  yangu  haijafika  bado?     わたしの手紙はまだ着かないの?

1. 単・複同形 語頭n
単語例
09/10 単複同形   意  味  09/10 単複同形 意  味 
 nafaka ナファカ  穀物   nafasi ナファスィ   余裕 ゆとり 
 namba ナンバ 数字 番号 ナンバー   namna ナムナ  方法 様子 
 nauli ナウリ  交通費 運賃   nazi ナ(-)ズィ   ヤシ 
 nchi ンチ  国   ndege ンデゲ   鳥 飛行機 
 ndizi ンディズィ   バナナ   ndoa ンドア   結婚 
 ndoto ンドト   夢   nyumba ニュンバ    家  
 ng’ambo ンガンボ
※ng’は必ず鼻濁音 
 対岸   ngazi ンガズィ   はしご 階段 
 ngoma ンゴマ   太鼓   ngozi ンゴズィ   皮膚 皮 
 nguo ングオ   服   nguvu ングヴ   ちから 
 nuru ヌル   光   nyama ニャマ   肉 
 nyanya ニャニャ   トマト   nyota ニョタ   星 
※   ndegeを飛行機として使うとき、主辞等はnクラスで、鳥として使う場合、主辞等は人クラスになります。
   

2. 単・複同形 語頭n以外 さまざまな単語が入ります。
単語例
09/10 単複同形   意  味  09/10 単複同形 意  味 
aibu アイブ  恥 ajali アジャリ  事故
amani アマニ  平和 amri アムリ  命令
anuwani アヌワニ  住所 bahati バハティ  運
bais(i)keli バイス(ィ)ケリ  自転車 barabara バラバラ  道路
baraka バラカ  祝福 恵み baridi バリディ  寒さ
barua バルア  手紙 bia ビア  ビール
choyo チョヨ  けち chumvi チュンヴィ  塩
damu ダム  血 desturi デストゥリ  習慣
divai ディヴァイ  ワイン dunia ドゥニア  世界 この世
elimu エリム  教育 学問 学歴 furaha フラハ  喜び 楽しみ
hali ハリ  状態 hatari ハタリ  危険
hela ヘワ  お金 hewa ヘワ  空気
hospitali ホスピタリ   病院  jamii ジャミイ   社会 集団 
jinsi ジンスィ   様子 (09のみ)  Jumatatu ジュマタトゥ   月曜(09) 
kahawa カハワ   コーヒー  kanga カンガ   カンガ ホロホロ鳥 
karne カルネ   世紀  keki ケキ   ケーキ 
lazima ラズィマ   義務 必須  likizo リキゾ   休暇 
lugha ル(-)ガ   ことば 言語  mori モリ   憤怒 興奮 
motakaa モタカア   自動車  petroli ペトロ(-)リ   石油 
pikipiki ピキピキ   オートバイ  picha ピチャ   絵 写真 
pombe ポンべ   酒  posta ポスタ   郵便局 
rangi ランギ   色 ペンキ  ruhusa ルフサ   許可 
safari サファリ   旅 旅行  sabuni サブニ   石けん 
salaam サラアム   平安 安寧  sayansi サヤンスィ   科学 
sherehe シェレへ   祝い  sheria シェリア   法 法律 
soda ソ(-)ダ   ソーダ  shule シュレ   学校 
taarifa タアリファ   広告 情報  taasisi タアスィスィ   研究所 
takataka タカタカ   ごみ  taulo タウロ   タオル 
tikiti ティキティ   切符 スイカ  zawadi ザワディ   贈り物 土産 
●   barabaraのアクセントが第2母音に来たときは副詞の「たいへん(良い)」の意
●   kangaが「ホロホロ鳥」の意味のときは人・生き物クラス(91/人クラス複数)

   

 な、なんですか?このいきなりビッグなhatari(危険)は?

3. 09クラスに属するが変化形は基本的に01‐02の人・生き物クラス 語頭n
単語例
09/10 単複同形   意  味  09/10 単複同形 意  味 
ng’ombe ンゴンベ
※ng'は鼻濁音
 牛 ngamia ンガミア  ラクダ
nge ンゲ  サソリ nguruwe ングルウェ  豚
nyani ニャニ  ヒヒ nyoka ニョカ  蛇
ndugu ンドゥグ   兄弟 親戚筋 同士   
nyanya ニャニャ 祖母
※祖母は近年bibiで表現されることの方が多く、nyanyaは「トマト」で使われる方が多い。
その際ヒト化は起こらず、単複同形で09-10クラスの変化。
nasi ナースィ 看護師
複数形 manasi (62)
複数形は06クラスとなり、必ずヒト化(01-02クラスの変化形)が起こる。

ヒト化の変化
   △ Nge inaingia kitandani.   09-10クラス変化 主格接頭辞が09(単数)クラスの「」。サソリの場合、09-10クラスの変化もあり。
   ○ Nge anaingia kitandani.   ヒト化して01-02クラス変化 主格接頭辞が01(単数)クラスの「」。
        サソリがベッドに入る。
   × Nasi inapiga sindano.   「看護師」の場合明らかに人なので、09-10クラスでの変化はないが、「看護師」という単語の属する部類は09-10。
   ○ Nasi anapiga sindano.   ヒト化01(単数)クラス変化。
        看護師は注射を打つ。

4. 09クラスに属するが変化形は人・生き物クラス 語頭n以外で単複同形
単語例
09/10 単複同形   意  味  09/10 単複同形 意  味 
inzi / nzi インズィ/ンズィ  ハエ  mbu ンブ
※mのあとに母音はないので口を横に結んで発音
 蚊
mbwa ンブヮ
※mのあとに母音はないので口を横に結んで発音
 犬  

ヒト化の変化
   △ Mbu inasambaza maradhi.
   ○ Mbu anasambaza maradhi.
        蚊は病気を拡散する。
   × Ndugu zangu zinakaa Osaka.   nduguは明らかに人なので、09-10の変化のままでは間違い。
   ○ Ndugu wangu wanakaa Osaka.   文法的には所有「-angu(私の)」と主格接頭辞1人称複数「wa」が01-02クラスのヒト化
   △ Ndugu zangu wanakaa Osaka.   市井では所有「-angu(私の)」などが09-10クラスで残る場合が多い。しかしその場合でも主格接頭辞はヒト化。

        わたしの兄弟筋(複数)は大阪に住んでいる。

5. 09クラスに属するが変化形は人・生き物クラス 語頭n以外で単複異形
単語例
91 単 複  複 数  意  味
askari アスカリ maaskari (62) マアスカリ   警官 兵士 ガードマン
baba ババ akina baba アキナ ババ
mababa (62) マババ(稀) 
 父
babu バブ mababu (62) マバブ   祖父
bibi ビビ mabibi (62) マビビ   祖母 婦人
binti ビンティ mabinti (62) マビンティ   娘 女の子
bwana ブヮナ mabwana(62) マブヮナ    旦那さん ~氏
mama ママ  akina mama アキナ ママ
※ mamaの複数は文法的にmamama形が存在するが、通常はakina mama
 母 
rafiki ラフィキ  marafiki (62)  マラフィキ  友人 友達 

 

 

● akina = 特定の名詞の前に置き、「~たち」という意味をあらわします。
       akina Rehema レヘマたち、akina Juma ジュマたち など。



変化例
 1.  × Maaskari yanalinda nyumba za matajiri.   主格接頭辞がヒト化されていません(06)。
     ○ Maaskari wanalinda nyumba za matajiri.   主格接頭辞がヒト化されています(02)。
          夜警たちは金持ちたちの家を警護する。

 2.  × Marafiki zangu yalienda mlimani.   所有辞と主格接頭辞がそれぞれ10クラスと06クラスに混同されています。
                          しかし市井ではmarafikiと所有辞z-の混同セットは一般的です。主格接頭辞yaは明らかな間違いです。
     △ Marafiki wangu walienda mlimani.   所有辞が02クラスになるパターンです。主格接頭辞のヒト化に呼応して所有辞もヒト化しています。
     △ Marafiki zangu walienda mlimani.   所有辞が10クラスになるパターンです。単数09クラスの複数形との混同と考えられます。一般的です。
     ○ Marafiki yangu walienda mlimani.   所有辞が主語のクラス(06)に呼応し、なおかつ主格接頭辞がヒト化しています。


10. 名詞クラス11‐10 u-nクラス 抽象名詞クラス

名詞クラスその六 第11、第10部類(11、10〔06〕) Uクラス  抽象名詞、国名を含む多くの名詞

   ●外単数形はuで始まります。複数形のあるものはnで始まり、多くが部類10に属しますが、少数が06に属し、その場合の接頭辞はmとなります。
   ●抽象名詞、国名、細長いものや身体名称などをあらわします。
   ●複数形はNクラスとして扱われるので、主格接頭辞はziとなります。
   ●形容詞の単数はm/miクラスと同様にm-、複数はnクラスと同様にn-(m-)のかたちをとります。
   ●語幹が母音で始まっている場合、uがwに取って代わり、複数形はny-となります。
   ●そのほか注意する変化は以下の通りです。
     語幹 dzg : 単数u → 複数n
     語幹 bvp : 単数u →複数mbvp
     語幹 lr : 単数ud
     語幹 w : mb

番 号  形容詞接辞  主格接頭辞(主辞)  否定の主格接頭辞  連合辞  目的格挿入辞(客辞) 
11 m- / mw- u- hau- wa -u-
10 n- / ny- zi- hazi- za -zi-

使用・変化例
   主格接頭辞          Uma  umeanguka.       フォークが落ちた。
   否定の主格接頭辞    Uma  hauanguki.       フォークは落ちない。
   客辞                Nuru   anaushika  uma.      ヌルはフォークを握っている。
   連合辞              Uma  wa  hotelini  si  safi.    食堂のフォークは清潔でない。
   形容詞接辞          Uma  mpya  uko  kabatini.   新しいフォークは戸棚にある。
   指示詞              Uma  huu  umesafishwa na Nuru.   このフォークはヌルによって洗われた。
   関係辞              Uma  ninaotumia  ni  ule.       わたしが使っているフォークはあれだ。
   所有詞              Nimeangusha uma  wangu.     わたしはわたしのフォークを落とした。


1. 抽象名詞を含んだ名詞群 複数形を持たないもの
単語例
 11  意  味  11 意  味 
uangalifu ウアンガリフ 慎重さ  uaminifu ウアミニフ  信用 信頼 
ubaya ウバヤ  悪さ 悪  uchafu ウチャフ  汚れ 
uchoyo ウチョヨ  けち  udhaifu ウダ(ザ)イフ  弱さ 衰弱 
uhuru ウフル  自由  ujamaa ウジャマア  親戚関係 社会主義 
ujeuri ウジェウリ  粗暴 無礼  ujinga ウジンガ  無知 馬鹿 
uchache ウチャチェ  少なさ 少量  ukali ウカリ  鋭さ 厳しさ 
ukarimu ウカリム  寛大さ  ukavu ウカヴ  乾き 
ukosefu ウコセフ  欠乏 欠如  ukubwa ウクブヮ  大きさ 
umoja ウモジャ  統一 単数  unene ウネネ  太さ 
upana ウパナ  幅  urefu ウレフ  長さ 高さ 
usalama ウサラマ  安全 平和  uwezo ウゥェゾ  能力 
uzima ウズィマ  健全さ  uzito ウズィト  重さ 
uzuri ウズリ  良さ  wasiwasi ワスィワスィ  心配 不安 
wastani ワスタ二(ン)  平均  wema ウェマ  良さ 
weupe ウェウペ  白 白さ  weusi ウェウスィ  黒 黒さ 



2. 抽象名詞以外の名詞で複数形を持たないもの(複数形がある場合もあるが、その場合は「種類」をあらわす)
単語例
 11  意  味  11 意  味 
uji-nyuji(10) ウジ-ニュジ ウジ(雑穀・小麦の甘粥) unga-nyunga(10)ウンガ-ニュンガ
wali-nyali(10)ワリ-ニャリ 米飯 ubalozi ウバロズィ 大使館 大使職
ubatizo ウバティゾ 洗礼 ubwabwa ウブヮブヮ ゆるめのご飯
uchawi ウチャウィ 呪術 udongo ウドンゴ
ugali ウガリ ウガリ(トウモロコシ粉を湯で練った主食) ujumbe ウジュンベ メッセージ
ukindu ウキンドゥ 椰子の葉 umeme ウメメ 電気

  

3. 国名・地名

Uajemi(ウアジェミ)ペルシャ   Uarabu・Uarabuni(ウアラブ・ウアラブニ)アラビア   Uchina(ウチーナ)中国
Ufaransa(ウファランサ)フランス   Uganda(ウガンダ)ウガンダ   Uholanzi(ウホランズィ)オランダ
Umarekani(ウマレカニ)アメリカ   Unguja(ウングジャ)ザンジバル   Ureno(ウレノ)ポルトガル
Urumi(ウルミ)ローマ   Urusi(ウルスィ)ロシア   Uyahidi(ウヤヒディ)ユダヤ人の地


4. 単複形のある場合 複数形が第10クラス
単語例(アルファベット順ではなく申し訳ありません)
11 単 数  10 複 数  意   味 
ubongo ウボンゴ bongo ボンゴ  脳
ubao ウバオ mbao ム(ン)バオ  板 材木 黒板
ubeti ウベティ beti ベティ  詩の連
ubawa ウバワ mbawa ム(ン)バワ  翼 羽根
ufa ウファ nyufa ニュファ  割れ目 亀裂
ufalme ウファルメ falme ファルメ  王位 王国
ukuta ウクタ kuta クタ  壁 塀
ulimi ウリミ ndimi ンディミ  舌
uma ウマ nyuma ニュマ  フォーク
udevu(1本) ウデヴ ndevu ンデヴ  あごひげ
unywele(1本) ウニュウェレ nywele ニュウェレ  髪の毛
uso ウソ nyuso ニュソ  顔
ukucha ウクチャ  kucha クチャ   爪 
ufunguo ウフングオ  funguo フングオ   鍵 
uzi ウズィ  nyuzi ニュズィ   糸 ひも 
upele ウペレ  pele ペレ   吹き出物 発疹 
utaratibu ウタラティブ  taratibu タラティブ   手順 システム 
ukurasa ウクラサ  kurasa クラサ   ページ 
upande ウパンデ  pande パンデ   側 面 方向 
wakati ワカティ  nyakati ニャカティ   時 時期 
wimbo ウィンボ  nyimbo ニィンボ   歌 

 
複数形を描くのを忘れてしまいました。それぞれukuta-kuta、ulimi-ndimiです。

 



5. 単複形のある場合 複数形が第10クラスおよび他クラス
単語例(アルファベット順ではなく申し訳ありません)
11 単 数  複 数  意   味 
 ukelele

kelele(10)
makelele(06)

叫び 悲鳴
(同上意)

 upepo

pepo(10)
pepo(09/10)

→風 空気
→悪霊 霊界

 usiku  夜 晩

siku(10)
siku(09/10)

→時代 時期
→日

 ugomvi  magomvi(06)  喧嘩
 ugonjwa  magonjwa(06)  病気 
 wingu  mawingu(06)  雲
●usiku/sikuの場合    一晩 usiku mmoja   一日 siku moja   二晩 siku mbili



11. 名詞クラス15 kuクラス 動名詞・不定詞クラス

名詞クラスその七 第15部類(15) KUクラス  動名詞・不定詞として機能
   ※クラス番号が11から15に飛び、12、13、14が抜ける理由は、スワヒリ語にはバントゥー語のクラス分けでこれらの番号のクラスが存在しないためです。
  ●動名詞・不定詞として機能します。
  ●次の語はkw-の形をとります。 : enda – kwenda   isha - kwisha


番 号  形容詞接辞  主格接頭辞(主辞)  否定の主格接頭辞  連合辞  目的格挿入辞(客辞) 
15 ku- / kw- ku- haku- kwa -ku-

1. 動名詞的用法
     Kuiba  ni  dhambi.   盗むことは罪です。
     Kuruka  kwa  mchezaji  ni  mazoezi.   スポーツ選手が跳ぶことは練習です(スポーツ選手の跳躍は練習です)。
     Kuzaliwa  na  vidole  sita  ni  mabruki.   6本の指で生まれてくるのは縁起が良い(俗信)。
     Kusema  kwake  si  ukweli.   彼の言うことは真実ではありません。

2. 不定詞的用法
     Nimesahau  kufunga  mlango.   わたしは扉を閉めるのを忘れました。
     Tunaweza  kusoma  Kiswahili.   わたしたちはスワヒリ語を読むことができます。

3. 形容詞の変化
     子音   -zuri,-baya → kuzuri , kubaya
     母音   -ingine → kwingine

4. ku+to+動詞語幹 → 否定の不定詞
     kudondosha 落とすこと → kutodondosha 落とさないこと
     kutaabika 苦労すること・わずらうこと → kutotaabika 苦労しないこと・わずらわないこと

   ※動詞が単音節の場合 ku+to+ku+動詞語幹
     kuwa あること → kutokuwa ないこと
     kufa 死ぬこと → kutokufa 死なないこと

   Ninapenda  kupika  chakula.   私は料理することが好きです。
   Sipendi  kupika  chakula.    私は料理することが好きではありません。
   Ninapenda  kutopika  chakula.  私は料理をしないことが好きです。



12. 名詞クラス16、17、18 pa,ku,m(u)クラス 場所名詞クラス

名詞クラスその八 第16、第17、第18部類(16、17、18) 場所名詞クラス

●名詞mahala・mahali等はすべて「場所」という意味をあらわします。
●mahala,mahaliどうちらも「場所」という名詞として使用しますが、同様にpa系では特定の場所(16クラス)、ku系では不特定な場所(17クラス)、m系では内部(18クラス)という空間感覚をはっきりさせた形での名詞としても表現できます。
 この場合、伴う代名詞や形容詞はそれぞれp系、k系、m系で変化します。
●16 : 特定された場所      mahala / mahali   pahala / pahali
●17 : 不特定な場所・方向   mahala/ mahali   kwahala / kwahali
●18 : 内部をあらわす場所   mahala / mahali   mwahala / mwahali


番 号  形容詞接辞  主格接頭辞(主辞)  否定の主格接頭辞  連合辞  目的格挿入辞(客辞) 
16 pa- pa- hapa- pa -pa-
17 ku-  ku-  haku  kwa  -ku- 
18 m(u)-  m(u)-  ham(u)-   mwa -m(u)- 

     特定の場所 不特定な場所  内部 
主格接頭辞     pa- ku-  m- 
主接の否定    hapa-  haku-  ham- 
指示代名詞    ここ hapa  huku  humu 
 そこ hapo  huko  humo 
あそこ pale  kule  mle 
   所有代名詞 1単
私の場所 
pangu  kwangu  mwangu 
2単
あなたの場所 
pako  kwako  mwako 
3単
彼・彼女の場所 
pake  kwake mwake 
1複
私たちの場所 
petu  kwetu mwetu 
2複
あなた方の場所 
penu  kwenu mwenu 
3複
彼ら・彼女らの場所 
pao  kwao  mwao 
子音形容詞  -zuri
美しい場所 
pazuri  kuzuri  mzuri 
-dogo
小さな場所 
padogo  kudogo  mdogo 
 母音形容詞 -eupe
白い場所
peupe
(pa+e=pe) 
kweupe
 (ku+e=kwe)
 mweupe
(m+e=mwe)
-ingine
他の場所
pengine
 (pa+i=pe)
kwingine
(ku+i=kwi) 
 mwingine
(m+i=mwi)


13. 名詞クラスの注意点

単数と複数の組み合わせ表現やヒト化についてを確認します。
少々お待ちください。


14.主格接頭辞(主辞)と動詞文

1.主辞(主格接頭辞)、時制辞、動詞

 まずはイラストで動詞文の構成の概要をつかんでみましょう。




スワヒリ語において、動詞文(S+Vのもっとも短い形)を作るために最低限必要な要素は次の3つです。
   ① 主格接頭辞(主辞)
   ② 時制辞
   ③ 動詞

主格接頭辞とは、主語に呼応して、主語の名詞クラスごとに同じ形をとる、文を構成する「辞」のひとつです。
主語を受けたこの辞は時制や動詞を後ろに連結させ、文を作ります。この主格接頭辞により、主語の繰り返しや、明らかに主語が分かる時の主語を省略することができます。
例えば、上に説明した「文構成に最低限必要な要素」のなかに、必ずしも主語である名詞や人称代名詞が入らないのは、主辞(主格接頭辞)が主語を表示し、主語である名詞や人称代名詞を省略できるためです。


   Zainabu  ni  mwimbaji.     ザイナブは歌手です。
   Anaimba.           (「ザイナブ」すなわち彼女は)歌います。
このように主語「ザイナブ」が事前にはっきりした場合、次に続くAnaimba.という文は、以下のような構成になっています。
   A  –  na  -  imba. 
   主辞 - 時制辞  - 動詞

※文を構成するうえで先に人称代名詞を知っておこう!(繰り返し学習あります)

  人称代名詞  肯定の主辞(主格接頭辞):主語を受け、時制や動詞と連結して動詞文を構成する「辞」
1人称単数(わたし)  mimi  ni-
2人称単数(あなた) wewe  u- 
3人称単数(彼・彼女) yeye  a-/yu- 
1人称複数(わたしたち)  sisi  tu- 
2人称複数(あなたがた)  nyinyi(ninyi)  m- 
3人称複数(彼ら・彼女ら)  wao  wa- 
↓あまり意味のない、というか、それ以上によけい分かりにくいイラスト
  
  

例文 : 主語(人称代名詞) 主格接頭辞+現在時制+動詞(この場合la食べるが単音節なので不定詞kuをつける) 目的語
     下線部は主格接頭辞
例文   意味  主語である人称代名詞を省略することが可能。なぜなら主格接頭辞によって示す主語が分かるため。 
Mimi ninakula wali.  私は米飯を食べます。  Ninakula wali. 
Wewe unakula wali.  あなたは米飯を食べます。  Unakula wali.  
Yeye anakula wali.  彼(彼女)は米飯を食べます。  Anakula wali.  
Sisi tunakula wali.  私たちは米飯を食べます。  Tunakula wali.  
Nyinyi mnakula wali.  あなたがたは米飯を食べます。  Mnakula wali.  
Wao wanakula wali.  彼ら(彼女ら)は米飯を食べます。  Wanakula wali.  

  
  
状況空間がいまいちよく分からないしで…。

2.人称代名詞と各クラス(単数・複数)の肯定と否定の主辞(主格接頭辞)

● (主語) 主語に呼応した主格接頭辞+時制+動詞 が動詞文の最低限の構成要素です。
● 否定形は1人称単数、2人称単数と3人称単数以外は主格接頭辞の一番前にhaを連結させます。
   1人称単数否定の主格接頭辞 = si
   2人称単数否定の主格接頭辞 = hu (ha+u→hu)
   3人称単数否定の主格接頭辞 = ha (ha+a→ha)
● 否定形において、時制が過去と未来の場合は動詞の形に変化は起こりませんが、現在形否定の場合、動詞の末尾に変化が起こります(後述)。

人称代名詞・各クラス
単数形
主格接頭辞
肯定形
主格接頭辞
否定形 
人称代名詞・各クラス
複数形 
主格接頭辞
肯定形 
主格接頭辞
否定形 
1人称単数   ni- si-  1人称複数  tu-  hatu- 
2人称単数  u-  hu-  2人称複数  m-  ham- 
3人称単数  a-(yu-)  ha-(hayu-)  3人称複数  wa-  hawa- 
01(m)クラス  a-(yu-)  ha-(hayu-)  02(wa)クラス  wa-  hawa- 
03(m)クラス  u-  hau-  04(mi)クラス  i-  hai- 
05(ji)クラス  li-  hali-  06(ma)クラス  ya-  haya- 
07(ki)クラス  ki-  haki-  08(vi)クラス  vi-  havi- 
09(n)クラス  i-  hai-  10(n)クラス  zi-  hazi- 
11(u)クラス  u-  hau-  10(n)クラス  zi-  hazi- 
15(ku)クラス  ku-  haku- 
16(pa)クラス  pa-  hapa- 
17(ku)クラス  ku-  haku- 
18(m)クラス  m-  ham- 

3.人称代名詞と各クラスの動詞文例(肯定形現在と否定形現在)
※否定形現在の場合、-a動詞の-aの部分が-iに変化しますが、続く項目で学びますのでお待ちください。
人称代名詞・名詞クラス  主語(名詞:主語として明らかな場合省略可)  肯定文現在と意味
主格接頭辞+現在時制+動詞
(ハイフンが入っていますが、全てつなげて表記します) 
否定文現在と意味 
1人称単数 (Mimi)
わたし 
Ni – na – lala. 
(正表記 Ninalala. 以下同)
わたしは眠る。
Si – lali. 
(正表記 Silali. 以下同)
わたしは眠らない。
2人称単数  (Wewe)
あなた 
U – na – lala. 
あなたは眠る。
Hu – lali. 
あなたは眠らない。
3人称単数  (Yeye)
彼・彼女 
A – na – lala. 
彼(彼女)は眠る。
Ha – lali. 
彼(彼女)は眠らない。
1人称複数  (Sisi)
わたしたち 
Tu – na –lala. 
わたしたちは眠る。
Hatu – lali. 
わたしたちは眠らない。
2人称複数  (Nyinyi)
あなたがた 
M – na – lala. 
あなたがたは眠る。
Ham – lali. 
あなたがたは眠らない。
3人称複数  (Wao) 
彼ら・彼女ら
Wa – na – lala.
彼ら(彼女ら)は眠る。 
Hawa – lali. 
彼ら(彼女ら)は眠らない。
01  (Mwalimu)
教師 
A – na – fundisha. 
(先生は)教える。
Ha – fundishi. 
(先生は)教えない。
02  (Walimu)
教師たち 
Wa – na – fundisha. 
(先生がたは)教える。
Hawa – fundishi. 
(先生がたは)教えない。
03  (Mkonge)
サイザル 
U – na – ota. 
(サイザルは)生える。
Hau – oti.
(サイザルは)生えない。 
04  (Mikonge)
サイザル(複数) 
I – na – ota. 
(複数のサイザルは)生える。
Hai – oti. 
(複数のサイザルは)生えない。
05  (Shavu)
頬(単数・片方) 
Li – na – vimba.
(片方の頬が)腫れる。 
Hali – vimbi. 
(片方の頬は)腫れない。
06  (Mashavu)
頬(複数・両方) 
Ya – na – vimba.
(両頬が)腫れる。 
Haya – vimbi. 
(両頬は)腫れない。
07  (Kidonda)
傷(単数) 
Ki – na – pona (poa). 
(傷は)治る。
Haki – poni. 
(傷は)治らない。
08  (Vidonda)
傷(複数) 
Vi – na – pona (poa). 
(複数の傷)は治る。
Havi – poni. 
(複数の傷は)治らない。
09  (Nyota)
星(単数) 
I – na – meremeta.
(星は)またたく。 
Hai – meremeti.
(星は)またたかない。 
10  (Nyota)
星(複数)
Zi – na – meremeta. 
(星々は)またたく。
Hazi – meremeti. 
(星々は)またたかない。
11  (Upepo)
風 
U – na – vuma. 
(風が)吹く。
Hau – vumi.
(風が)吹かない。 
10  ※(Pepo)
風の場合慣習的に単数で表現。 
Zi – na – vuma.  Hazi – vumi. 
15  (kusoma)
読むこと 
Ku - na - ongeza hekima.
(読むことは)知恵を増やす。 
Haku - ongezi hekima. 
(読むことは)知恵を増やさない。
16  (Mahali)
場所(特定) 
Pa – na – panuka. 
(場所は)広がる。
Hapa – panuki. 
(場所は)広がらない。
17  (Mahali)
場所(不特定) 
Ku – na – panuka. 
(場所は)広がる。
Haku – panuki. 
(場所は)広がらない。
18  (Mahali) 
場所(内部)
M – na – panuka.
(場所は)広がる 
Ham – panuki. 
(場所は)広がらない。

4.時制と動詞文

●時制
 時制は、単文(直説法)などにおける、主な4つの時制と、その他の時制があります。なお、2文以上からなる複合時制の表し方は後述します。

 ● 時制の位置は主格接頭辞と動詞の間で、これらを連結させることによって、一番短い文を構成することができます(クリックすると参考にジャンプします)。
     主格接頭辞+時制+動詞

 ● スワヒリ語の直説法における主な時制は下にあげる4つです。例文はこちらをクリック。
   ナメリタ(na、me、li、ta 一般的な学習順)、ナメタリ(na、me、ta、li 日本語に引っ掛ける)、リメナタ(li、me、na、ta 時系列)など、覚えやすい順で覚えましょう。
     na 現在 = 現在の状態、進行
     me 近い過去・完了 = 先ほど起こった出来事や、完了した出来事が現在まで続いている状態
     li 遠い過去 = 遠い過去やすでに終わっている状態
     ta 未来 = まだ起こっていない状態、~であろう状態
   語感的にmeとliの境い目は厳密でなく、会話などでは「近い過去・遠い過去」という感覚で使い分けることもできる気がします。複合時制で使い分けるときのほうが、より明確かもしれません。

 ● 否定の場合、主格接頭辞が否定の接辞h・haを伴い、時制も変化を起こします。主な4つの時制の否定形は以下の通りです。例文はこちらをクリック
     na → 時制が消え、動詞-a動詞の語尾-aが-iに変化します。-i動詞、-e動詞、-u動詞に変化はありません。
動詞についてはこちらをクリック(少々お待ちください)
     me → ja 動詞の語尾変化はありません。
     li → ku 動詞の語尾変化はありません。
     ta → ta 動詞の語尾変化はありません。

 ● その他の時制は以下の通りですが、別個に学習します。
     
少々お待ちください。

 時  制 肯  定    否  定
 現在  -na-  否定の
主格接頭辞+  
 - ●a動詞語尾→-i
●-i,-e,-uは変化なし
完了(近過去)   -me-  -ja- +動詞(語尾変化なし)  
 過去(遠過去) -li-  -ku- 
 未来 -ta-  -ta- 
 単純現在 -a-  牛のフン
 口語完了  -sha-
 複合完了 -mesha- 
 継起 -ka- 
 同起 -ki- 

●動詞
● 動詞 = 活用形の不定法で、接頭辞ku(kwa)をとる本動詞を指します。
       スワヒリ語の動詞は、語幹と語尾から形成されます。
       他の品詞、あるいは同じ動詞から派生した派生動詞があります。

● a動詞 = バントゥー語起源(通説)
        -aで終わる
        現在時制否定形において語尾変化がある(-a ⇒ -e、-i)

● 非a動詞 = 外来語、アラビア語起源(通説)
         -e、-i、-uで終わる(-eの動詞は非常に少ない)
         活用による語尾変化がない
         -oで終わるものはない

   ※非a動詞であっても、その派生動詞はすべてa動詞となります。

●動詞の時制変化表(人称代名詞で例文) 
 

「現在」の肯定と否定の変化   na - ha
   ○現在時制肯定形 = 主格接頭辞+現在時制na+動詞原形
   ○現在時制否定形 = 否定辞ha+主格接頭辞+動詞(‐a動詞は語尾が-iに変化) ※1~3人称単数においては否定辞の変化が不規則

1人称単数 肯定形  Ninasoma.
私は学ぶ(読む)。 
1人称単数 否定形  Sisomi.  変化解説
私は学ばない。
2人称単数 肯定形  Unasoma.
あなたは学ぶ。 
2人称単数 否定形  Husomi.  変化解説
あなたは学ばない。
3人称単数 肯定形  Anasoma. 
彼(彼女)は学ぶ。
3人称単数 否定形  Hasomi.  変化解説
彼(彼女)は学ばない。
1人称複数 肯定形  Tunasoma. 
私たちは学ぶ。
1人称複数 否定形  Hatusomi. 
私たちは学ばない。
2人称複数 肯定形  Mnasoma. 
あなたがたは学ぶ。
2人称複数 否定形  Hamsomi. 
あなたがたは学ばない。
3人称複数 肯定形  Wanasoma. 
彼ら(彼女ら)は学ぶ。
3人称複数 否定形  Hawasomi. 
彼ら(彼女ら)は学ばない。

「完了(近過去)」の肯定と否定の変化   me - ja
   ○完了(近過去)時制肯定形 = 主格接頭辞+完了(近過去)時制me+動詞原形
   ○完了(近過去)時制否定形 = 否定辞ha+主格接頭辞+否定の完了(近過去)時制ja+動詞原形(動詞の語尾変化なし) 

1人称単数 肯定形  Nimesoma.
私は学んだ。(以下同)
1人称単数 否定形  Sijasoma. 
私は学ばなかった。(以下同)
2人称単数 肯定形  Umesoma. 2人称単数 否定形  Hujasoma. 
3人称単数 肯定形  Amesoma.  3人称単数 否定形  Hajasoma. 
1人称複数 肯定形  Tumesoma.  1人称複数 否定形  Hatujasoma. 
2人称複数 肯定形  Mmesoma.  2人称複数 否定形  Hamjasoma. 
3人称複数 肯定形  Wamesoma  3人称複数 否定形  Hawajasoma. 

「過去(遠過去)」の肯定と否定の変化   li - ku
   ○過去(遠過去)時制肯定形 = 主格接頭辞+過去(遠過去)時制li+動詞原形
   ○過去(遠過去)時制否定形 = 否定辞ha+主格接頭辞+否定の過去(遠過去)時制ku+動詞原形(動詞の語尾変化なし) 

1人称単数 肯定形  Nilisoma.
私は学んだ。(以下同)
1人称単数 否定形  Sikusoma. 
私は学ばなかった。(以下同)
2人称単数 肯定形  Ulisoma. 2人称単数 否定形  Hukusoma. 
3人称単数 肯定形  Alisoma.  3人称単数 否定形  Hakusoma. 
1人称複数 肯定形  Tulisoma.  1人称複数 否定形  Hatukusoma. 
2人称複数 肯定形  Mlisoma.  2人称複数 否定形  Hamkusoma. 
3人称複数 肯定形  Walisoma.  3人称複数 否定形  Hawakusoma. 

「未来」の肯定と否定の変化   ta - ta
   ○未来時制肯定形 = 主格接頭辞+未来時制ta+動詞原形
   ○未来時制否定形 = 否定辞ha+主格接頭辞+否定の未来時制ta+動詞原形(動詞の語尾変化なし) 

1人称単数 肯定形  Nitasoma.
私は学ぶだろう。(以下同)
1人称単数 否定形  Sitasoma.
私は学ばないだろう。(以下同) 
2人称単数 肯定形  Utasoma. 2人称単数 否定形  Hutasoma. 
3人称単数 肯定形  Atasoma.  3人称単数 否定形  Hatasoma. 
1人称複数 肯定形  Tutasoma.  1人称複数 否定形  Hatutasoma. 
2人称複数 肯定形  Mtasoma.  2人称複数 否定形  Hamtasoma. 
3人称複数 肯定形  Watasoma.  3人称複数 否定形  Hawatasoma. 

「習慣主時辞」の肯定と否定の変化   hu - ha
   現在を含めて「習慣的」という表現なので、否定表現は現在形と同じです。

1人称単数 肯定形  Mimi  husoma.
私は(習慣的に)学ぶ。(以下同)
1人称単数 否定形  Sisomi. 
私は学ばない。(以下同)
2人称単数 肯定形  Wewe  husoma. 2人称単数 否定形  Husomi. 
3人称単数 肯定形  Yeye  husoma.  3人称単数 否定形  Hasomi. 
1人称複数 肯定形  Sisi  husoma.  1人称複数 否定形  Hatusomi. 
2人称複数 肯定形  Nyinyi  husoma.  2人称複数 否定形  Hamsomi. 
3人称複数 肯定形  Wao  husoma.  3人称複数 否定形  Hawasomi. 

●動詞単語例

 スワヒリ語の動詞原形は、語尾が-a、-i、-u、-eの4種類にのグループに分けることができ、活用の過程で変化を伴います。
 ※ 本来の動詞表記の仕方は不定詞ku+動詞ですが、以下では単音節動詞以外ku-を省略しました。

● a動詞

 単音節動詞 : 母音をひとつだけ持つ動詞の原形です。
         文で使用する場合、平叙文の場合不定詞のkuを伴います。命令体などの場合はkuは伴いませんので、変化を学習することが必要です。
ku – fa
(ク)ファ 
死ぬ  ku - ja
(ク)ジャ 
来る  ku - la
(ク)ラ 
食べる 
ku - wa
(ク)ワ 
である になる  ku - nywa
(ク)ニュワ 
飲む  ku - pa
(ク)パ 
与える 

   ○ Atakuja kesho.      × Ataja kesho.     彼は明日来るでしょう。
   ○(ケニア)Kuja!       ○(タンザニア)Njoo!     × Ja!     来い。おいでなさい。
   ○ Nitakunywa bia.      △ Nitanywa bia.(慣習的に使う)     私はビールを飲むでしょう。
   ○ Ninywe bia.     (私は)ビールを飲みましょうかね。
   ○ Kunywa!     × Nywa!     飲め。

※アクセントは後ろから2番目の母音が入る音節です。
acha
アチャ 
やめる おく  ambia
アンビア 
告げる 言う  andika
アンディカ 
書く 
bandika
バンディカ 
貼る  chagua
チャグア 
選ぶ  changanya
チャンガ(-)ニャ 
混ぜる 
cheka チェカ  笑う  cheza チェザ  遊ぶ  choka チョカ  疲れる 飽きる 
choma チョマ 焼く 刺す  danganya 
ダンガ(-)ニャ
騙す  enda エンダ  行く 歩く 
epuka エプカ  避ける  faa ファア  役立つ ~が良い  fanya
ファニャ 
する 作る 
fika フィカ  着く  fua フア  洗濯する  fuata フアタ  ついて行く 
fukuza フクザ  追い払う  funza フクザ  教える  fundisha
フンディシャ 
教える 
ganda ガンダ  固まる 凍る  gawa ガワ  分ける  gonga ゴンガ  打つ たたく 
gusa グサ  触る ふれる  hama ハマ  引っ越す  huzunika
フズニカ 
悲しむ 
iba イバ  盗む  imba インバ  歌う  ingia インギア  入る 
isha イシャ  終わる  ita イタ  呼ぶ  jaa ジャア  満ちる 
jenga
ジェンガ 
建てる  jua ジュア  知る 分かる  kaa カア  座る 居る 
kagua カグア  調べる
視察する 
kamataカマタ  つかまえる  kamua  カムア しぼむ 
kanyaga
カニャガ 
踏む  karibia
カリビア 
近づく  kasirika
カスィリカ 
怒る 
kata カタ  切る  kataa カタア  拒否する  kimbia 
キンビア 
走る 逃げる 
kojoa
コジョア 
小便をする  kosa
コサ 
間違いを犯す
欠く 
kosea
コセア 
(機能形)
間違う 
kumbuka
クンブカ 
覚えている  kuna
クナ 
かく  kunja
クンジャ 
たたむ 折る 
kuta
カタ 
見つける 会う  lala
ララ 
眠る  lalamika
ララミカ 
不平を言う 
leta レタ  持ってくる  lia リア  泣く 鳴く  lipa リパ  払う 
loa(roa) ロア  濡れる  lowa ロワ  濡れる  maliza マリザ  終える
仕上げる 
mea メア  育つ 成長する  meza メザ  飲み込む  mwaga
ムワガ 
こぼす 
nawa ナワ  (手・顔を)洗う  ng’aa(鼻濁)
ンガア 
輝く 光る  ngoja 
ンゴジャ
待つ 
nunua
ヌヌア 
買う  nyamaa
ニャマア 
黙る  nyamaza
ニャマザ 
沈黙する 
nyesha
ニェシャ 
(雨が)降る  ogelea
オゲレア 
泳ぐ  ogopa
オゴパ 
恐れる 
okoa
オコア 
救う  okoka
オコカ 
拾う  omba
オンバ 
頼む 請う 
ona
オナ 
見る 見える  ondoka
オンドカ 
出発する  ongoza
オンゴザ 
指導する 
paka
パカ 
塗る  panda
パンダ 
上がる 登る  pata
パタ 
得る
手に入れる 
pasua
パスア 
割る  peleka
ペレカ 
送る 届ける  penda
ペンダ 
愛する 好む 
piga
ピガ 
打つ たたく  pika
ピカ 
料理する  pima
ピマ 
はかる 
pita
ピタ 
通る  pona
ポナ 
治る  potea
ポテア 
失う なくなる 
poteza
ポテザ 
なくす
浪費する 
pumzika
プン(ム)ズィカ 
休む 休息する  pungua
プングア 
減る 
ringa
リンガ 
気取る  ruka
ルカ 
とぶ  safisha
サフィシャ 
掃除する 
sahihisha
サヒヒシャ 
訂正する  saidia
サイディア 
助ける  sema
セマ 
話す 言う 
shangaa
シャンガア 
驚く  shika
シカ 
つかむ 握る  shuka
シュカ 
降りる 下る 
sikia
スィキア 
聞く 聞こえる  simama
スィママ 
立つ 止まる  soma
ソマ 
読む 勉強する 
sumbua
スンブア 
邪魔する
悩ます 
tafuta
タフタ 
捜す  taja
タジャ 
言う 述べる 
taka
タカ 
欲する 望む  tazama
タザマ 
見る  tegemea
テゲメア 
たよる
期待する 
tembea
テンベア 
散歩・旅行する  telemka
テレムカ 
降りる さがる  toka
トカ 
出る 出かける 
tokea
トケア 
起きる
あらわれる 
tumia
トゥミア 
使う  tupa
トゥパ 
投げる 捨てる 
ua
ウア 
殺す  ugua
ウグア 
病む 患う  uliza
ウリザ 
問う 尋ねる 
vaa
ヴァア 
着る
身につける 
vua
ヴァ 
脱ぐ 魚をとる  vunja
ヴンジャ 
割る 
vumilia
ヴミリア 
我慢する
耐える 
vuta
ヴタ 
引く 吸う  weka
ウェカ 
置く ためる 
weza
ウェザ 
できる  yayuka
ヤユカ 
溶ける 消える  zaa
ザア 
生む 産む 
zeeka
ゼエカ 
年をとる  zima
ズィマ 
消す  zoea
ゾエア 
慣れる 
zungumza
ズングムザ 
話す 談ずる         

● i 動詞
amini アミニ 信じる bariki バリキ 祝福する dhani ザニ 思う
fariki ファリキ 逝く 死ぬ fikiri フィキリ 考える 思う furahi フラヒ 喜ぶ
hiari ヒアリ 選ぶ
好んでする
hitaji ヒタジ 要る
必要とする
ishi イシ 生きる
生活する
jeruhi
ジェルヒ
傷つける kubali
クバリ
認める rekodi
レコ(-)ディ
録音する
rudi
ルディ
戻る 帰る sadiki
サディキ
信用する safiri
サフィリ
通行・旅行する
sali
サリ
祈る shauri
シャウリ
相談する subiri
スビリ
待つ 耐える
tii
テイイ
従う tafsiri
タフスィリ
翻訳する wahi
ワヒ
間に合う

● u 動詞
fahamu
ファハム
理解する
分かる
haribu
ハリブ
壊す 破壊する heshimu
へシム
尊敬する
hesabu
へサブ
数える hudumu
フドゥム
世話をする jaribu
ジャリブ
試す
jibu
ジブ
答える faulu
ファウル
成功する
できる
salimu
サリム
挨拶する
shukuru
シュクル
感謝する ruhusu
ルフス
許可する

● e 動詞
samehe
サメへ
許す 免除する

●動詞を用いた例文さまざま

●  現在         Unafanya nini ?        ウナファニャ ニニ?             何やっているの?
              Ninasoma gazeti.      ニナソマ ガゼティ              雑誌を読んでいるの。
   完了(近過去)    Umefanya nini ?       ウメファニャ ニニ?             何をしてたの?
              Nimempa nakala mwalimu.  ニメムパ ナカラ ムワリム         コピーを先生に渡していたんだ。
   過去(遠過去)    Ulifanya nini likizoni (/wakati wa likizo) ? ウリファニャ ニニ リキゾニ?  休暇中なにしてた?
              Nilijipumzisha tu.       ニリジプムジシャ トゥ           ただもう自分を休めてたの。
   未来         Utafanya nini kesho ?     ウタファニャ ニニ ケショ?        明日何する?
              Nitafanya mazoezi ya Karate. ニタファニャ マゾエズィ ヤ カラテ    空手の練習かな。

●  現在         Anaongea na nani ?       アナオンゲア ナ ナニ?          彼女誰と話しているの?
              Anaongea na mamake.     アナオンゲア ナ ママケ         お母さんと話をしているんだよ。
   完了(近過去)    Ameongea na rafiki yake nini ? アメオンゲア ナ ラフィキ ヤケ ニニ?  彼は友達と何を話していたの?
              Ameongea kuhusu sheria za kimataifa. アメオンゲア クフス シェリア ザ キマタイファ  彼は国際法を話していたんだ。
   過去(遠過去)    Ni kweli aliongea ovyo ovyo ?  二 クウェリ アリオンゲア オヴョ オヴョ?  彼女でたらめに喋っていたって本当?
              Hapana. Aliongea kwa utulivu na sababu. ハパナ。アリオンゲア クヮ ウトゥリヴ ナ サバブ 
                                   いや。理由を持って冷静にしゃべっていたよ。
   未来         Ataongea kwa lugha gani ?   アタオンゲア クヮ ルーガ ガニ?     彼は何語で話すのかしら。
              Ataongea kwa Kiingereza.   アタオンゲア クヮ キインゲレ(ー)ザ    英語で話すでしょう。

●  現在          Mna(ku)enda wapi ?            ムナエンダ ワピ?         あなたたちどこ行くんですか?
              Tuna(ku)enda sokoni.            トゥナエンダ ソコニ        私たちは市場へ行きます。
   完了(近過去)    Mme(ku)enda kum(w)ona baba yenu ?   ムメエンダ クムオナ ババ ィエヌ? あなたがたはお父さんに会いに行きましたか?
              Ndiyo. Tume(ku)enda kum(w)ona sasa hivi. ンディヨ。トゥメエンダ クムオナ ササ ヒヴィ
                                    ええ。たった今しがた会いに行きましたよ。
   過去(遠過去)    Lini mli(ku)enda Ulaya(ni).         リニ ムリエンダ ウラヤ?     あなたたちはいつヨーロッパに行ったの?
              Tuli(ku)enda Ulaya miaka miwili iliyopita.  トゥリエンダ ウラヤ ミアカ ミウィリ イリヨピタ
                                    2年前に行ったんだ。
   未来         Mta(ku)enda lini hospitali(ni)?        ムタエンダ リニ ホスピタリ?   あなたがた、いつ病院へ行くつもり?
              Lazima tuende kesho.           ラズィマ トゥエンデ ケショ    明日には行かなくちゃね。
     ※カッコ内kuは不定詞で動詞の頭に挿入した言い方もします。
      カッコ内wは母音発音上。
      カッコ内niは場所添辞~へ、~に。
      2人称複数の主格接頭辞mの発音表示は「ム」となっていますが「u」は入っていませんので、口を一文字に結んで「ム」と発音するようにしましょう。

●  現在          Wanasubiri nani ?           ワナスビリ ナニ?            彼らは誰を待っているの?
              Wanasubiri rafiki.           ワナスビリ ラフィキ           友だちを待っているのさ。
   完了(近過去)    Wamesubiri barua ?          ワメスビリ バルア?           彼らは手紙を待っているの?
              Hapana. Wamesubiri pesa.       ハパナ。ワメスビリ ペサ         いいや。お金を待っているのさ。
   過去(遠過去)    Walisubiri wazazi miaka mingapi ?   ワリスビリ ワザズィ ミアカ ミンガピ? 彼らは何年両親を待っていたの?
              Waliwasubiri zaidi ya miaka kumi.   ワリワスビリ ザイディ ヤ ミアカ クミ 10年以上待っていたよ。
   未来         Watasubiri zawadi ya Noeli ?      ワタスビリ ザワディ ヤ ノエリ?    彼らはクリスマスプレゼントを待つでしょうかね。
              Ndiyo. Wakiipata, watafurahi sana.   ンディヨ。ワキイパタ ワタフラヒ サナ  ええ。もらったら、それは喜ぶでしょうね。


15.人称代名詞を用いた動詞文とA=B文(be動詞文)の現在・過去・未来形

人称代名詞の復習

①一般動詞文 S+V文(復習)→文法説明はこちらへ戻る。
●この例文を繰り返し読む、あるいは丸暗記すれば、時制活用の肯定と否定形が大体わかる表(S+V文)
   例文動詞例は-soma(勉強する・読む)です。

  人称代名詞
(主辞により主語がわかるので、省略可) 
   現在形
~は~する。
~は~しない。
 完了(近過去)形
~は~した。してしまった。
~は~していない。
過去(遠過去)形
~は~した。
~は~しなかった。 
未来形
~は~するだろう。
~は~しないだろう。 
慣習形
~は(習慣的に)~をしている。 
1人称単数
わたし  
mimi   肯  nina +動詞原形
Ninasoma.
私は学ぶ。 
nime +動詞原形
Nimesoma. 
私は学んだ。
nili +動詞原形
Nilisoma.
私は学んだ。 
nita +動詞原形
Nitasoma.
私は学ぶだろう。 
hu+動詞原形
Husoma.
私は学ぶ。
 
si +動詞
‐a動詞→語尾‐i 
Sisomi.
私は学ばない。
sija +動詞原形
Sijasoma.
私は学んでいない。 
siku +動詞原形
Sikusoma.
私は学ばなかった。 
sita +動詞原形
Sitasoma.
私は学ばないだろう。 
現在形否定
Sisomi.
私は学ばない。 
2人称単数
あなた 
wewe   肯  una +動詞原形
Unasoma. 
あなたは学ぶ。 
ume +動詞原形
Umesoma.
あなたは学んだ。 
uli +動詞原形
Ulisoma.
あなたは学んだ。 
uta +動詞原形
Utasoma.
あなたは学ぶだろう。 
hu+動詞原形
Husoma.
あなたは学ぶ。 
hu +動詞
‐a動詞→語尾‐i 
Husomi.
あなたは学ばない。
huja +動詞原形
Hujasoma.
あなたは学んでいない。 
huku +動詞原形
Hukusoma.
あなたは学ばなかった。
 
huta +動詞原形
Hutasoma.
あなたは学ばないだろう。 
現在形否定
Husomi.
あなたは学ばない。 
3人称単数
彼・彼女 
yeye  肯  ana +動詞原形
Anasoma.
彼は学ぶ。  
ame +動詞原形
Amesoma.
彼は学んだ。 
ali +動詞原形
Alisoma.
彼は学んだ。 
ata +動詞原形
Atasoma.
彼は学ばないだろう。 
hu+動詞原形
Husoma.
彼は学ぶ。 
ha +動詞
‐a動詞→語尾‐i
Hasomi.
彼は学ばない。
haja +動詞原形
Hajasoma.
彼は学んでいない。 
haku +動詞原形
Hakusoma.
彼は学ばなかった。 
hata +動詞原形
Hatasoma.
彼は学ばないだろう。 
現在形否定
Hasomi.
彼は学ばない。 
1人称複数
わたしたち 
sisi   肯  tuna +動詞原形
Tunasoma.
私たちは学ぶ。 
tume +動詞原形
Tumesoma.
私たちは学んだ。 
tuli +動詞原形
Tulisoma.
私たちは学んだ。 
tuta +動詞原形
Tutasoma.
私たちは学ぶだろう。 
hu+動詞原形
Husoma.
私たちは学ぶ。 
hatu +動詞
‐a動詞→語尾‐i
Hatusomi.
私たちは学ばない。 
hatuja+動詞原形
Hatujasoma.
私たちは学んでいない。 
hatuku+動詞原形
Hatukusoma.
私たちは学ばなかった。 
hatuta+動詞原形
Hatutasoma.
私たちは学ばないだろう。 
現在形否定
Hatusomi.
私たちは学ばない。 
2人称複数
あなたがた 
nyinyi
(ninyi) 
肯  mna +動詞原形
Mnasoma.
あなたがたは学ぶ。  
mme +動詞原形
Mmesoma.
あなたがたは学んだ。 
mli +動詞原形
Mlisoma.
あなたがたは学んだ。 
mta +動詞原形
Mtasoma.
あなたがたは学ぶだろう。 
hu+動詞原形
Husoma.
あなたがたは学ぶ。 
ham +動詞
‐a動詞→語尾‐i
Hamsomi.
あなたがたは学ばない。 
hamja +動詞原形
Hamjasoma.
あなたがたは学んでいない。 
hamku+動詞原形
Hamkusoma.
あなたがたは学ばなかった。 
hamta+動詞原形
Hamtasoma.
あなたがたは学ばないだろう。 
現在形否定
Hamsomi.
あなたがたは学ぶ。 
3人称複数
彼ら・
彼女ら
 
wao   肯  wana +動詞原形Wanasoma.
彼らは学ぶ。  
wame +動詞原形
Wamesoma.
彼らは学んだ。 
wali +動詞原形
Walisoma.
彼らは学んだ。 
wata +動詞原形
Watasoma.
彼らは学ぶだろう。 
hu+動詞原形
Husoma.
彼らは学ぶ。 
hawa +動詞
‐a動詞→語尾‐i
Hawasomi.
彼らは学ばない。 
hawaja+動詞原形
Hawajasoma.
彼らは学んでいない。 
hawaku+動詞原形
Hawakusoma.
彼らは学ばなかった。 
hawata+動詞原形
Hawatasoma. 
彼らは学ばないだろう。
現在形否定
Hawasomi.
彼らは学ばない。 

 例文その② 目的語をつけてみましょう。
   2人称単数現在時制肯定 あなたはサッカーをします。    Unacheza mpira.
   2人称単数現在時制否定 あなたはサッカーをしません。   Huchezi mpira.
   2人称単数過去時制肯定 あなたはサッカーをしました。   Ulicheza mpira.
   2人称単数過去時制否定 あなたはサッカーをしませんでした。Hukucheza mpira.


②be動詞文(~は~である) A=B文
 ここでいうbe動詞文とは、英語のbe動詞文にあたる「~は~です」という文です。
「AはBです」、「AはBではありません」というようにAとBが同格、あるいはその否定になります。
 この文の場合、現在形においてはどの名詞クラスあるいはどの人称代名詞でも「~は~です」を表現するbe動詞にあたる部分は肯定「ni」、否定「si」です。
 ところが現在形以外の過去形や未来形になると、be動詞にあたる部分は動詞+wa(単音節なので不定詞kuを結合させてkuwa)を伴って一般動詞の文と同様、主格接頭辞と時制とで構成される文となります。


人称代名詞  現在形肯定  例  文  現在形否定  例  文 
1人称単数  私は学生です。  Mimi ni mwanafunzi.  私は学生ではありません。  Mimi si mwanafunzi.  
2人称単数  あなたは学生です。  Wewe ni mwanafunzi.  あなたは学生ではありません。  Wewe si mwanafunzi. 
3人称単数  彼(彼女)は学生です。  Yeye ni mwanafunzi.  彼(彼女)は学生ではありません。  Yeye si mwanafunzi. 
1人称複数  私たちは学生です。  Sisi ni wanafunzi.  私たちは学生ではありません。  Sisi si wanafunzi.  
2人称複数  あなたがたは学生です。  Nyinyi ni wanafunzi.  あなたがたは学生ではありません。  Nyinyi si wanafunzi. 
3人称複数  彼(彼女)らは学生です。  Wao ni wanafunzi.  彼(彼女)らは学生ではありません。  Wao si wanafunzi. 
 主格接頭辞が主語である名詞を指し示す働きがあるため、S+B文では主語である名詞が省略されることが多いのですが、A=B文でも基本的に同じです。
 ただし現在形においてはbe動詞にあたる部分がすべての人称代名詞、名詞クラスで同じ「ni(肯定)」「si(否定)」なので、主語はハッキリさせておきます。

A=B文の過去形と未来形
A=B文の現在形では、全ての名詞クラス(後述)、すべての人称代名詞において、英語のbe動詞にあたる部分の肯定は「ni」、否定は「si」です。
しかしA=B文が過去形、未来形になると、一般動詞文(本動詞文)と同じ文の構造に変わります。その変化形は以下の通りです。

 A=B文過去形・未来形変化
   肯定形   (主語:省略可)  主格接頭辞 + 時制辞 + kuwa(不定詞ku+動詞wa:~である、~でいる) 補語
   否定形   (主語:省略可)  否定辞(ha:変化あり) + 主格接頭辞 + 時制辞 + kuwa(不定詞ku+動詞wa:~である、~でいる) 補語


   あなたは会社員です。        Wewe ni mfanyakazi wa kampuni.
   あなたは会社員ではありません。   Wewe si mfanyakazi wa kampuni.
   あなたは会社員でした。       Ulikuwa mfanyakazi wa kampuni.
   あなたは会社員ではありませんでした。Hukuwa mfanyakazi wa kampuni.
   あなたは会社員でしょう。      Utakuwa mfanyakazi wa kampuni.
   あなたは会社員ではないでしょう。  Hutakuwa mfanyakazi wa kampuni.

  この文の構造は、本来は複合時制で表現するべきものの本動詞化(一般動詞化)と言えます。
     本来は Alikuwa ni/si mfanyakazi.   彼(彼女)は勤め人であった(なかった)。
         Atakuwa ni/si mfanyakazi.  彼(彼女)は勤め人であるだろう(ないだろう)。
  こちらの複合時制は後に掲載いたします。


●この例文を繰り返し読む、あるいは丸暗記すれば、時制活用の肯定と否定形が大体わかる表(A=B文)
   例文名詞例はmwalimu(単数)-walimu(複数)(教師・先生)です。

    ※完了形の変化は語感として正しくないものがあります。しかし変化形としては可能なので、一応掲載しました。日本語訳は省略しました。
    ●注意すべき点は、過去形において否定の過去時制kuと、不定詞kuが重複しないということです。表では下線で注意を喚起しました。

  人称代名詞    現在形  完了(近過去)形  過去(遠過去)形  未来形 
1人称単数
わたし 
mimi  肯  Mimi ni mwalimu.
私は教師です。 
Nimekuwa mwalimu. 
(日本語の意味は
「過去」に同じ。以下同)
Nilikuwa mwalimu. 
私は教師でした。
Nitakuwa mwalimu.
私は教師でしょう。 
否  Mimi si mwlimu.
私は教師では
ありません。 
Sijakuwa mwali.  Sikuwa mwalimu.
私は教師では
ありませんでした。 
Sitakuwa mwalimu.
私は教師では
ないでしょう。
2人称単数
あなた 
wewe  肯  Wewe ni mwalimu.
あなたは教師です。 
Umekuwa mwalim.  Ulikuwa mwalimu.
あなたは教師でした。 
Utakuwa mwalimu.
あなたは教師でしょう。 
否  Wewe si mwalimu.
あなたは教師では
ありません。 
Hujakuwa mwalimu.  Hukuwa mwalimu.
あなたは教師では
ありませんでした。 
Hutakuwa mwalimu.
あなたは教師では
ないでしょう。 
3人称単数
彼・彼女 
yeye  肯  Yeye ni mwalimu.
彼・彼女は
教師です。 
Amekuwa mwalimu.  Alikuwa mwalimu.
彼・彼女は教師でした。 
Atakuwa mwalimu.
彼・彼女は
教師でしょう。 
否  Yeye si mwalimu.
彼・彼女は教師では
ありません。 
Hajakuwa mwalimu.  Hakuwa mwalimu.
彼・彼女は教師では
ありませんでした。 
Hatakuwa mwalimu.
彼・彼女は教師では
ないでしょう。 
1人称複数
わたしたち 
sisi  肯  Sisi ni walimu. 
私たちは教師です。
Tumekuwa Walimu.  Tulikuwa walimu.
私たちは教師でした。 
Tutakuwa walimu.
私たちは教師でしょう。 
否  Sisi si walimu.
私たちは教師では
ありません。 
Hatujakuwa walimu.  Hatukuwa walimu.
私たちは教師では
ありませんでした。 
Hatutakuwa walimu.
私たちは教師では
ないでしょう。 
2人称複数
あなたがた 
nyinyi
(ninyi) 
肯  Nyinyi ni walimu.
あなたがたは
教師です。 
Mmekuwa walimu.  Mlikuwa walimu.
あなたがたは
教師でした。 
Mtakuwa walimu.
あなたがたは
教師でしょう。 
否  Nyinyi si walimu.
あなたがたは
教師ではありません。
Hamjakuwa walimu.  Hamkuwa walimu.
あなたがたは教師では
ありませんでした。 
Hamtakuwa walimu.
あなたがたは
教師ではないでしょう。 
3人称複数
彼ら・
彼女ら 
wao  肯  Wao ni walimu. 
彼らは教師です。
Wamekuwa walimu.  Walikuwa walimu.
彼ら・彼女らは
教師でした。 
Watakuwa walimu.
彼ら・彼女らは
教師でしょう。 
否  Wao si walimu.
彼ら・彼女らは
教師ではありません。
Hawajakuwa walimu.  Hawakuwa walimu.
彼ら・彼女らは教師では
ありませんでした。 
Hawatakuwa walimu.
彼ら・彼女らは
教師ではないでしょう。 


16.名詞全クラスの「S+V文」現在・過去・未来形早わかり表

●この例文を繰り返し読む、あるいは丸暗記すれば、時制活用の肯定と否定形が大体わかる表(S+V文)
  復習ポイント:バントゥー語の中のスワヒリ語に12、13、14クラスはありません。
         偶数クラスは直前の奇数クラス名詞の複数形です。
         例文は、目的語等を用いていない最小限のS+V文です。
  注意:言葉の感覚として「この例文はどうかな?」というものもありますが、文法の組み立て方に主眼を置きました。

       現在形 完了(近過去)形  過去(遠過去)形  未来形 
第1部類
(01)
mクラス  
msichana
ムスィチャナ
女の子 
 肯 Msichana anaimba.
女の子は歌う。
ムスィチャナ アナインバ 
Msichana ameimba.
女の子は歌った。
ムスィチャナ アメインバ 
Msichana aliimba.
女の子は歌った。
ムスィチャナ アリインバ 
Msichana ataimba. 
女の子は歌うだろう。
ムスィチャナ アタインバ
 否 Msichana haimbi.
女の子は歌わない。
ムスィチャナ ハインビ 
Msichana hajaimba.
女の子は歌っていない。
ムスィチャナ ハジャインバ 
Msichana hakuimba.
女の子は歌わなかった。
ムスィチャナ ハクインバ 
Msichana hataimba.
女の子は歌わないだろう。 

ムスィチャナ ハタインバ
第2部類
(02)
waクラス 
wasichana
ワスィチャナ
女の子たち 
 肯 Wasichana wanaimba.
女の子たちは歌う。
ワスィチャナ ワナインバ 
Wasichana wameimba. 
女の子たちは歌った。
ワスィチャナ ワメインバ
Wasichana waliimba.
女の子たちは歌った。
ワスィチャナ ワリインバ 
Wasichana wataimba.
女の子たちは歌うだろう。
ワスィチャナ ワタインバ
 否 Wasichana hawaimbi.
女の子たちは歌わない。
ワスィチャナ ハワインビ 
Wasichana hawajaimba.
女の子たちは歌っていない。
ワスィチャナ ハワジャインバ 
Wasichana hawakuimba.
女の子たちは歌わなかった。
ワスィチャナ ハワクインバ 
Wasichana hawataimba. 
女の子たちは歌わないだろう。
ワスィチャナ ハワタインバ 
第3部類
(03)
mクラス 
mnazi 
ムナ(ー)ズィ
ヤシの木
 肯 Mnazi unaota.
ヤシの木が生える。
ムナズィ ウナオタ 
Mnazi umeota.
ヤシの木が生えた。
ムナズィ ウメオタ 
Mnazi uliota. 
ヤシの木が生えた。
ムナズィ ウリオタ
Mnazi utaota. 
ヤシの木が生えるだろう。
ムナズィ ウタオタ
 否 Mnazi hauoti. 
ヤシの木は生えない。
ムナズィ ハウオティ
Mnazi haujaota.
ヤシの木は生えていない。
ムナズィ ハウジャオタ 
Mnazi haukuota.
ヤシの木は生えなかった。
ムナズィ ハウクオタ 
Mnazi hautaota.
ヤシの木は生えないだろう。
ムナズィ ハウタオタ 
第4部類
(04)
miクラス 
minazi 
ミナ(-)ズィ
ヤシの木々
 肯 Minazi inaota.
ヤシの木々は生える。
ミナズィ イナオタ 
Minazi imeota.
ヤシの木々は生えた。
ミナズィ イメオタ 
Minazi iliota.
ヤシの木々は生えた。
ミナズィ イリオタ 
Minazi itaota.
ヤシの木々は生えないだろう。
ミナズィ イタオタ 
 否 Minazi haioti.
ヤシの木々は生えない。
ミナズィ ハイオティ 
Minazi haijaota.
ヤシの木々は生えていない。
ミナズィ ハイジャオタ 
Minazi haikuota.
ヤシの木々は生えなかった。
ミナズィ ハイクオタ 
Minazi haitaota.
ヤシの木々は生えないだろう。
ミナズィ ハイタオタ
第5部類
(05)
(ji)クラス 
gari 
ガリ
 肯 Gari linaenda.
車は行く。
ガリ リナエンダ 
Gari limeenda.
車は行った。
ガリ リメエンダ 
Gari lilienda.
車は行った。
ガリ リリエンダ 
Gari litaenda. 
車は行くだろう。
ガリ リタエンダ
 否 Gari haliendi.
車は行かない。
ガリ ハリエンディ 
Gari halijaenda.
車は行っていない。
ガリ ハリジャエンダ 
Gari halikuenda.
車は行かなかった。
ガリ ハリクエンダ 
Gari halitaenda.
車は行かないだろう。
ガリ ハリタエンダ 
第6部類
(06)
maクラス 
magari 
マガリ
車(複数)
 肯 Magari yanaenda.
車(複)は行く。
マガリ ヤナエンダ 
Magari yameenda.
車(複)は行った。
マガリ ヤメエンダ 
Magari yalienda.
車(複)は行った。
マガリ ヤリエンダ
  
Magari yataenda. 
車(複)は行くだろう。
マガリ ヤタエンダ
 否 Magari hayaendi. 
車(複)は行かない。
マガリ ハヤエンディ
Magari hayajaenda.
車(複)は行っていない。
マガリ ハヤジャエンダ
Magari hayakuenda.
車(複)は行かなかった。
マガリ ハヤクエンダ 
Magari hayataenda. 
車(複)は行かないだろう。
マガリ ハヤタエンダ
第7部類
(07)
kiクラス
kiwanda 
キワンダ
工場
 肯 Kiwanda kinaendelea.
工場は発展する。
キワンダ キナエンデレア 
Kiwanda kimeendelea.
工場は発展した。
キワンダ キメエンデレア 
Kiwanda kiliendelea.
工場は発展した。
キワンダ キリエンデレア 
Kiwanda kitaendelea.
工場は発展するだろう。
キワンダ キタエンデレア 
 否 Kiwanda hakiendelei.
工場は発展しない。
キワンダ ハキエンデレイ 
Kiwanda hakijaendelea.
工場は発展していない。
キワンダ ハキジャエンデレア 
Kiwanda hakikuendelea.
工場は発展しなかった。
キワンダ ハキクエンデレア 
Kiwanda hakitaendelea.
工場は発展しないだろう。
キワンダ ハキタエンデレア 
第8部類
(08)
viクラス 
viwanda
ヴィワンダ
工場(複数) 
 肯 Viwanda vinaendelea.
工場(複)は発展する。
ヴィワンダ ヴィナエンデレア 
Viwanda vimeendelea.
工場(複)は発展した。
ヴィワンダ ヴィメエンデレア
Viwanda viliendelea.
工場(複)は発展した。
ヴィワンダ ヴィリエンデレア 
Viwanda vitaendelea.
工場(複)は発展するだろう。
ヴィワンダ ヴィタエンデレア  
 否 Viwanda haviendelei.
工場(複)は発展しない。
ヴィワンダ ハヴィエンデレイ 
Viwanda havijaendelea.
工場(複)は発展していない。
ヴィワンダ ハヴィジャエンデレア 
Viwanda havikuendelea.
工場(複)は発展しなかった。
ヴィワンダ ハヴィクエンデレア  
Viwanda havitaendelea.
工場(複)は発展しないだろう。
ヴィワンダ ハヴィタエンデレア 
第9部類
(09)
nクラス 
ndege
ンデゲ
飛行機 
 肯 Ndege inaondoka.
飛行機は発つ。
ンデゲ イナオンドカ 
Ndege imeondoka.
飛行機は発った。
ンデゲ イメオンドカ 
Ndege iliondoka. 
飛行機は発った。
ンデゲ イリオンドカ
Ndege itaondoka.
飛行機は発つだろう。
ンデゲ イタオンドカ 
 否 Ndege haiondoki.
飛行機は発たない。
ンデゲ ハイオンドキ 
Ndege haijaondoka.
飛行機は発っていない。
ンデゲ ハイジャオンドカ 
Ndege haikuondoka.
飛行機は発たなかった。
ンデゲ ハイクオンドカ 
Ndege haitaondoka. 
飛行機は発たないだろう。
ンデゲ ハイタオンドカ
第10部類
(10)
nクラス 
ndege
ンデゲ
飛行機(複) 
 肯 Ndege zinaondoka. 
飛行機(複)は発つ。
ンデゲ ズィナオンドカ
Ndege zimeondoka.
飛行機(複)は発った。
ンデゲ ズィメオンドカ 
Ndege ziliondoka.
飛行機(複)は発った。
ンデゲ ズィリオンドカ 
Ndege zitaondoka.
飛行機(複)は発つだろう。
ンデゲ ズィタオンドカ 
 否 Ndege haziondoki.
飛行機(複)は発たない。
ンデゲ ハズィオンドキ 
Ndege hazijaondoka.
飛行機(複)は発っていない。
ンデゲ ハズィジャオンドカ 
Ndege hazikuondoka.
飛行機(複)は発たなかった。
ンデゲ ハズィジャオンドカ 
Ndege hazitaondoka.
飛行機(複)は発たないだろう。
ンデゲ ハズィタオンドカ 
第11部類
(11)
uクラス
ukuta
ウクタ
壁 
 肯 Ukuta unaharibika.
壁は壊れる。
ウクタ ウナハリビカ 
Ukuta umeharibika. 
壁は壊れた。
ウクタ ウメハリビカ
Ukuta uliharibika.
壁は壊れた。
ウクタ ウリハリビカ 
Ukuta utaharibika.
壁は壊れるだろう。 
ウクタ ウタハリビ
 否 Ukuta hauharibiki.
壁は壊れない。
ウクタ ハウハリビキ 
Ukuta haujaharibika.
壁は壊れていない。
ウクタ ハウジャハリビカ 
Ukuta halikuharibika. 
壁は壊れなかった。
ウクタ ハリクハリビカ
Ukuta hautaharibika.
壁は壊れないだろう。
ウクタ ハウタハリビカ 
第10部類
(10)
nクラス  
kuta 
クタ
壁(複数)
 肯 Kuta zinaharibika. 
壁(複)は壊れる。
クタ ズィナハリビカ
Kuta zimeharibika.
壁(複)は壊れた。 
クタ ズィメハリビカ
Kuta ziliharibika.
壁(複)は壊れた。
クタ ズィリハリビカ 
Kuta zitaharibika. 
壁(複)は壊れるだろう。
クタ ズィタハリビカ
 否 Kuta haziharibiki. 
壁(複)は壊れない。
クタ ハズィハリビキ
Kuta hazijaharibika.
壁(複)は壊れていない。
クタ ハズィジャハリビカ 
Kuta hazikuharibika.
壁(複)は壊れなかった。
クタ ハズィクハリビカ 
Kuta hazitaharibika.
壁(複)は壊れないだろう。
クタ ハズィタハリビカ 
第15部類
(15)
kuクラス  
kufanya (mazoezi)
クファニャ
(マゾエズィ)
(練習・鍛錬)する 
 肯 Kufanya mazoezi kunaimarisha mwili.
鍛錬することは身体を強くする。
クファニャ マゾエズィ
クナイマリシャ ムゥィリ
 
Kufanya mazoezi kumeimarisha mwili. 
鍛錬することは身体を強くした。
クファニャ マゾエズィ
クメイマリシャ ムゥィリ
Kufanya mazoezi kuliimarisha mwili. 
鍛錬することは身体を強くした。
クファニャ マゾエズィ
クリイマリシャ ムゥィリ
Kufanya mazoezi kutaimarisha mwili.
鍛錬することは身体を強くするだろう。
クファニャ マゾエズィ
クタイマリシャ ムゥィリ 
 否 Kufanya mazoezi hakuimarishi mwili.
鍛錬することは身体を強くしない。
クファニャ マゾエズィ
ハクイマリシ ムゥィリ 
Kufanya mazoezi hakujaimarisha mwili.
鍛錬することは身体を強くしていない。
クファニャ マゾエズィ
ハクジャイマリシャ
ムゥィリ
 
Kufanya mazoezi hakukuimarisha mwili.
鍛錬することは身体を強くしなかった。
クファニャ マゾエズィ
ハククイマリシャ
ムゥィリ
Kufanya mazoezi hakutaimarisha mwili.
鍛錬することは身体を強くしないだろう。
クファニャ マゾエズィ
ハクタイマリシャ
ムゥィリ
 
第16部類
(16)
paクラス  
pahali 
パハリ
場所(特定)
 肯 Pahali panapanuka.
場所は広がる。
パハリ パナパヌカ 
Pahali pamepanuka. 
場所は広がった。
パハリ パメパヌカ
Pahali palipanuka.
場所は広がった。 
パハリ パリパヌカ
Pahali patapanuka. 
場所は広がるだろう。
パハリ パタパヌカ
 否 Pahali hapapanuki.
場所は広がらない。
パハリ ハパパヌキ 
Pahali hapajapanuka.
場所は広がっていない。
パハリ ハパジャパヌカ 
Pahali hapakupanuka.
場所は広がらなかった。
パハリ ハパクパヌカ 
Pahali hapatapanuka.
場所は広がるだろう。
パハリ ハパタパヌカ
 
第17部類
(17)
kuクラス  
kwahali 
クヮハリ
場所
(不特定)
 肯 Kwahali kunapanuka.
意味はpaクラスと同じです。以下同様。
クヮハリ クナパヌカ 
Kwahali kumepanuka. 
クヮハリ クメパヌカ
Kwahali kulipanuka.
クヮハリ クリパヌカ 
Kwahali kutapanuka.
クヮハリ クタパヌカ 
 否 Kwahali hakupanuki.
クヮハリ ハクパヌキ 
Kwahali hakujapanuka. 
クヮハリ ハクジャパヌカ
Kwahali hakukupanuka. 
クヮハリ ハククパヌカ
Kwahali hakutapanuka.
クヮハリ ハクタパヌカ
第18部類
(18)
mクラス  
mwahali 
ムヮハリ
場所(内部)
 肯 Mwahali mnapanuka.
ムヮハリ ムナパヌカ 
Mwahali mmepanuka. 
ムヮハリ ムメパヌカ
Mwahali mlipanuka.
ムヮハリ ムリパヌカ 
Mwahali mtapanuka.
ムヮハリ ムタパヌカ 
 否 Mwahali hampanuki.
ムヮハリ ハムパヌキ 
Mwahali hamjapanuka. 
ムヮハリ ハムジャパヌカ
Mwahali hamkupanuka.
ムヮハリ ハムクパヌカ 
Mwahali hamtapanuka.
ムヮハリ ハムタパヌカ 


17.所在・存在の"na" : 現在・過去・未来形

●準動詞 = 準動詞は本動詞と違って、「現在の場合」時制の接辞などをとらないという特徴があります。
       代表的な準動詞は、所有・存在をあらわすnaや、所在をあらわす+po・+ko・+moです。
       +naは英語のhave、+po・+ko・+moは英語のthere is 、there areにあたります。

所有・存在のna = 所有・存在のna(~を持っている)は、前置詞のna(~とともに)に由来します。
          naは、「~を持っている」と「~がある」を意味します。


 例文
    ● Uwanja  una  miti.   (「持っている」文肯定) 広場は木々を持っている。 = 広場には木々がある。
      広場  持つ 木々   
Point. 「広場」が主語あつかいになるため、主格接頭辞は「広場(uwanja)」に呼応して「u」。参考uクラス

    ● Uwanja  hauna  miti.  (「持っている」文否定) 広場は木々を持っていない。 = 広場には木々がない。
      広場  持たない 木々 
Point. 同上

    ● Uwanjani  ina  miti.   (「ある」文肯定) 広場には木々がある。
      広場に  ある 木々   
Point. 「木々」が主語あつかいになるため、主格接頭辞は「木々(miti)」に呼応して「i」。参考m/miクラス
                       「ni」は場所添辞「~に」で「広場に」は修飾語あつかい。

    ● Uwanjani  haina  miti.  (「ある」文否定) 広場には木々がない。
      広場に  ない  木々  
Point. 同上

    ● Una  kiu au  (una)  njaa ?   のどが渇いていますか? それともお腹がすいているのですか?
      ①  ② ③ ④   ⑤
     ①あなたは持っている ②渇き ③~か、それとも ④(あなたは持っている) ⑤空腹

所有・存在のnaの過去形・未来形

「持っている」「~がある・ない」のna文の過去形・未来形は、A=B文同様、一般動詞文(本動詞文)と同じ文の構造に変わります。その変化形は以下の通りです。

 na文過去形・未来形変化
   肯定形   (主語:省略可)  主格接頭辞 + 時制辞 + kuwa(不定詞ku+動詞wa:~である、~でいる) + na + 目的語
   否定形   (主語:省略可)  否定辞(ha:変化あり)+主格接頭辞+時制辞+kuwa(不定詞ku+動詞wa:~である、~でいる)+na+目的語


   あなたは車を持っています。 (Wewe主語省略) Una gari.
   あなたは車を持っていません。         Huna gari.
   あなたは車を持っていました。         Ulikuwa na gari.
   あなたは車を持っていませんでした。      Hukuwa na gari.
   あなたは車を持つでしょう。          Utakuwa na gari.
   あなたは車を持たないでしょう。        Hutakuwa na gari.

  この文の構造は、本来は複合時制で表現するべきものの本動詞化(一般動詞化)と言えます。
     本来は Alikuwa na gari.    彼(彼女)は車を持っていた。
         Alikuwa hana gari.   彼(彼女)は車を持っていなかった。
         Atakuwa na gari.    彼(彼女)は車を持つだろう。
         Atakuwa hana gari.   彼(彼女)は車を持たないだろう。
  こちらの複合時制は後に掲載いたします。


人称代名詞と「~を持っている"na"」の現在・過去・未来形の表
人称代名詞   現在形  完了(近過去)形  過去(遠過去)形  未来形 
1人称単数
わたし
mimi  
肯  Nina shamba.
私は畑(単数)を持っています。 
Nimekuwa na shamba. 
(日本語の意味は
「過去」に同じ。以下同)
Nilikuwa na shamba. 
私は畑を持っていました。
Nitakuwa na shamba.
私は畑を持っているでしょう。 
否  Sina shamba.
私は畑を持っていません。 
Sijakuwa na shamba.  Sikuwa na shamba.
私は畑を持っていませんでした。 
Sitakuwa na shamba.
私は畑を持っていないでしょう。
2人称単数
あなた
wewe 
肯  Una shamba.
あなたは畑を持っています。 
Umekuwa na shamba.  Ulikuwa na shamba.
あなたは畑を持っていました。 
Utakuwa na shamba.
あなたは畑を持っているでしょう。 
否  Huna shamba.
あなたは畑を持っていません。 
Hujakuwa na shamba.  Hukuwa na shamba.
あなたは畑を持っていませんでした。 
Hutakuwa na shamba.
あなたは畑を持っていないでしょう。 
3人称単数
彼・彼女
yeye  
肯  Ana shamba.
彼・彼女は畑を持っています。 
Amekuwa na shamba.  Alikuwa na shamba.
彼・彼女は畑を持っていました。 
Atakuwa na shamba.
彼・彼女は畑を持っているでしょう。 
否  Hana shamba.
彼・彼女は畑を持っていません。 
Hajakuwa na shamba.  Hakuwa na shamba.
彼・彼女は畑を持っていませんでした。 
Hatakuwa na shamba.
彼・彼女は畑を持っていないでしょう。 
1人称複数
わたしたち
sisi  
肯  Tuna shamba. 
私たちは畑を持っています。
Tumekuwa na shamba.  Tulikuwa na shamba.
私たちは畑を持っていました。 
Tutakuwa na shamba.
私たちは畑を持っているでしょう。 
否  Hatuna shamba.
私たちは畑を持っていません。 
Hatujakuwa na shamba.  Hatukuwa na shamba.
私たちは畑を持っていませんでした。 
Hatutakuwa na shamba.
私たちは畑を持っていないでしょう。 
2人称複数
あなたがた
nyinyi
(ninyi)  
肯  Mna shamba.
あなたがたは畑を持っています。 
Mmekuwa na shamba.  Mlikuwa na shamba.
あなたがたは畑を持っていました。 
Mtakuwa na shamba.
あなたがたは畑を持っているでしょう。 
否  Hamna shamba.
あなたがたは畑を持っていません。
Hamjakuwa na shamba.  Hamkuwa na shamba.
あなたがたは畑を持っていませんでした。 
Hamtakuwa na shamba.
あなたがたは畑を持っていないでしょう。 
3人称複数
彼ら・
彼女ら
wao 
肯  Wana shamba. 
彼らは畑を持っています。
Wamekuwa na shamba.  Walikuwa na shamba.
彼ら・彼女らは畑を持っていました。 
Watakuwa na shamba.
彼ら・彼女らは畑を持っているでしょう。 
否  Hawana shamba.
彼ら・彼女らは畑を持っていません。
Hawajakuwa na shamba.  Hawakuwa na shamba.
彼ら・彼女らは畑を持っていませんでした。 
Hawatakuwa na shamba.
彼ら・彼女らは畑を持っていないでしょう。 

●注意点は、過去形において否定の過去時制kuと、不定詞kuが重複しないということです。表では下線で注意を喚起しました。



18.スワヒリ語の数:基数詞・序数詞と数形容詞

 スワヒリ語で1、2、3…をあらわす基数詞が、1本のペン、3台の車、5冊の本というようになる場合、数は名詞を修飾する数形容詞となり、名詞または数詞により、数詞に接頭辞がつくという変化が起こります。

スワヒリ語の数を
映像で学んでみよう!➡ 
  

●基数詞 = いち、に、さん(ひとつ、ふたつ、みっつ)…、というような数のあらわしかたです。
1.0から12まで、20から10ずつ100まで
sifuri / sufuri スィフリ スフリ 11  kumi  na  moja
クミ ナ モジャ 
moja  モジャ  12  kumi  na  mbili
クミ ナ ン(ム)ビリ 
mbili (口を真一文字に結んだ
「m」で)ン(ム)ビリ 
20  ishirini  イシリニ 
3  tatu  タトゥ  30  thelathini  セラスィ二
※theとthiは共に舌を上歯で噛む 
4  nne  ンネ  40  arobaini  アロバイニ 
5  tano  タノ  50  hamsini  ハムスィ二 
6  sita  スィタ 60  sitini  スィティ二 
7  saba  サバ  70  sabini  サビニ 
8  nane  ナネ  80  themanini  セマニニ 
※theは舌を上歯で噛む 
9  tisa  ティサ  90  tisini  ティスィ二 
10  kumi  クミ  100  mia (moja)  ミア(モジャ) 

2.2ケタ、3ケタの数字の練習と1,000から100万まで
  "na"は「~と(and)」の意味です。

  ケタとケタのあいだすべてに"na"を入れてもかまいません。ここでは最後のケタと最後から2番目のケタのあいだに"na"を入れるほうの形式をとりました。
38  thelathini na nane
セラスィ二 ナ ナネ
※theとthiは共に舌を上歯で噛む 
 10000  elfu kumi / kumi elfu
エルフ クミ / クミ エルフ 
97  tisini na saba
ティスィ二 ナ サバ 
20000 elfu ishirini / ishirini elfu
エルフ イシリニ / イシリニ エルフ 
207  mia mbili na saba
ミア ン(ム)ビリ ナ サバ  
62905  elfu sitini na mbili mia tisa na tano
エルフ スィティ二 ナ ン(ム)ビリ
ミア ティサ ナ タノ 
270  mia mbili (na) sabini
ミア ン(ム)ビリ (ナ) サビニ 
100000  laki (moja) / elfu mia
ラキ (モジャ) / エルフ ミア 
1000  elfu (moja)
エルフ (モジャ) 
700000  laki saba
ラキ サバ 
1999  elfu moja mia tisa tisini na tisa
エルフ モジャ ミア ティサ
テスィ二 ナ ティサ 
862500  laki nane  elfu sitini na mbili na mia tano
ラキ ナネ
エルフ スィティ二 ナ ンビリ
ナ ミア タノ
2000  elfu mbili
エルフ ン(ム)ビリ 
1000000 milioni
ミリオニ 
3975  elfu tatu mia tisa sabini na tano
エルフ タトゥ ミア ティサ
サビニ ナ タノ
3006000  minioni tatu na elfu sita
ミリオニ タトゥ ナ エルフ スィタ 

3.分数と百分率
  実生活で使用頻度の高い分数は「2分の1」と「4分の1」です。これらは時刻の読み方に用いられます。
  その他は参考にあげておきました。

1/2  nusu ヌス  2/3  thuluthi  mbili 
1/3  thuluthi  3/4  robo  tatu 
1/4  robo ロボ  4/5  humusi  nne 
1/5  humusi  5/6  sudui  tano 
1/6  sudui  6/7  subui  sita 
1/7  subui  7/8  thumuni  saba 
1/8  thumuni  9/8  tusui  nane 
1/9  tusui  9/10  ushuru  tisa 
1/10  ushuru     

 

 パーセント = asilimia アスィリミア
      10% asilimia kumi
     100% asilimia mia
 小数点は英語pointで代用。

●序数詞 = 1番目、3人目などの順序をあらわす数です。
   第1     mosi

「最初の人」や「第2の人生」の場合の「~の」は「所有の繋ぎ」といい、各クラスの接頭辞+aとなります。部類変化表を参照ください。
   最初の   (-a:所有の繋ぎ「~の」) kwanza  /  mwanzo  /  awali
      mtu wa kwanza 第1番の人 (01クラス)
      tatizo la kwanza 最初の困難 (05クラス)
      hatua ya kwanza はじめの1歩 (09クラス)
   第2の   (-a) pili
      mgeni wa pili (01クラス)
      vitendo vya pili 2番目の行動(複) (08クラス)
      siku ya pili 2日目 (09クラス)
   第(何)の (-a) 基数詞
      kituo cha sita 6番目の駅 (07クラス)
      karne ya kumi na tisa 19世紀 (09クラス)
      ushindi wa tano 3番目の勝利 (11クラス)
   最後の   (-a) mwisho  /  aheri
      mfululizo wa mwisho 最終シリーズ (03クラス)
      barua ya mwisho 最後の手紙 (09クラス)
      uhalimu wa mwisho 最後の犯行 (11クラス)

●数形容詞 = 1本の木、3台の車、7冊の本のような、日本語での数詞はスワヒリ語では「形容」として学びます。
          数形容詞は形容詞を学んでからでないと「無理です…」。
          表は、クラスに分けられている縦軸の名詞(被修飾語)のあとに、横軸の数を修飾するという使い方をします。
           -「ひとつ、ひとり」は横軸の単数(基数ナンバー01、03、05、07、09、11、…)に対応します。
           -2つの、3つの、などの複数は偶数ナンバー(02、04、06、08、10、…)に対応します。
      
最重要! -数は名詞に呼応した接頭辞を持ちますが、接頭辞がつく数は、1、2、3、4、5、と8に限られています(バントゥー語が起源とされる)。
           -n-n(09-10)クラスは「2」以外、接頭辞を持ちません。
           -疑問詞「いくつの?」も同様の接頭辞を持ちます。
     (例:下表参照) 1本の木   mti mmoja
              3本の木   miti mitatu
              1つの石   jiwe moja
              4つの石   mawe manne
              いくつの石? mawe mangapi ?
           -2けた以上の数形容詞=通常数の原型をそのまま用います。ただし、一桁目を呼応させる場合もあります。
              watu  hamsini  na  mbili  =  watu  hamsini  na  wawili   52人の人
              magari  ishirini  na  nne  =  magari  ishirini  na  manne   24台の車
表はただいま作成中です。もう少々お待ちください。
  -moja  -wili  -tatu  -nne  -tano  -nane  -ngapi ? 
01 mtu  mmoja             
02 watu    wawili  watatu  wanne  watano  wanane  wangapi ? 
03 mti  mmoja             
04 miti    miwili  mitatu  minne  mitano  minane  mingapi ? 
05 jiwe  moja             
06 mawe    mawili  matatu  manne  matano  manane  mangapi ? 
07 kitu  kimoja             
08 vitu    viwili  vitatu  vinne  vitano  vinane  vingapi ? 
09nyumba  moja             
10nyumba    mbili  tatu  nne  tano  nane  ngapi ? 
11 uma  mmoja             
10nyuma    mbili  tatu  nne  tano  nane  ngapi ? 



 徐々に仕上げております。なにとぞお待ちくださいますようお願い申し上げます。